見出し画像

速報!同志社大学古文記述問題解答例

2/10社会                                      

傍線部「孫宝、冥官に訴へて」について、何を「訴へ」たのか、具体的に説明せよ。

【解答例】
善行も多かった母が冥界の役所に留置されているのは不当なこと。

【分 析】
他の設問の選択肢で、「福」は善行、「罪」は悪行とあるのを利用する。

2/9神商心地グ

傍線「東満もをかしさをこらへて家に帰りけるとぞ」について
東満はどのようなことに対して「をかしさ」を感じたのか、説明せよ。

【解答例】
某大納言の雑掌が東満の批判に言い繕って屋敷の奥に逃げたこと。

【分析】やや難
「どのようなこと」を人間関係や事情を織り込んで、30字にまとめるのは
難しい。

2/8法グ

作者は大臣をどのような人物と捉えているか、説明せよ。

【解答例】
格別に優れている娘や息子を誇りにして深く愛している人物。
【分 析】
「作者は」がポイント。「いとたけき御心」は帝の妃に相応しい娘を持っている大臣の自負を評する文脈。

2/7政策文情生医スポ

傍線「かく愚かなる詞の花も神々の手向けにひきうけ給ふにこそ。」について、どのような出来事を受けて、
「神々の手向けにひきうけ給ふにこそ。」と判断しているか、説明せよ。

【解答例】
今川の軍船が着く前日、四十艘余りの船が松浦沖を通過したこと。

【分 析】
「どのような出来事」だから純粋に「出来事」をまとめる。

2/6文経

傍線「さすが、かくとも知らじかし、と思ひ出で給ひけるにや」とは、中納言が、誰の、どのような心情を推し量ったものか、具体的に説明せよ。

【解答例】
亡くなった山伏の、自分の死を都の家族は知るまいという心情。
【分 析】
「誰の」山伏の
「どのような」自分の死を都の家族は知るまい

2/5全学部

傍線部「えうち出でたまはず」について、誰が何を「うち出で」ないのか、具体的に説明せよ。

【解答例】
中納言が桐の葉の歌を詠んだ嵯峨の家主の素性を知りたいことを。

【分 析】                                桐の葉の和歌の詠み手への関心がポイント。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?