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神は見返りを求める を観ました(ネタバレあり)

情報解禁されてから、とても観たかった映画。

愛がなんだ という映画が好きなんですが、その映画の主人公役が岸井ゆきのちゃんで、その時から岸井ゆきのちゃんが好きで、そして相手役がムロツヨシ!さらにYouTuberの話!そして監督は、ヒメアノ〜ルの方!!絶対に面白いでしょ!という感じで公開を待ちわびていました。

いざ公開されたものの心身共になんだか忙しくて観にいけてなくて、1ヶ月ぐらいはバンバン上映するだろうと思っていたら、公開されて間もないのに上映が1日に1回や2回になっていて、焦り気味で観に行きました。

私が観に行った映画館は1日に1回しかやっていなくて、でも平日だったわりにはお客さん結構いました。

いつもみたいに上映前の今後公開される映画の予告編を何個か観たあと、YouTubeで広告が付いている動画を観るときのような画面になって、右下にあと何秒で広告をスキップ出来ますの秒数のカウントが少なくなっていって本編が始まりました。

私的に、こういうちょっとした遊び心あるのが好き。

イベント会社勤務の田母神と、コールセンターで働きながらYouTuberをしている優里ちゃん。2人は飲み会の席で知り合います。優里ちゃんは飲みの席でYouTuberをしていることを隠さず自分のチャンネルをみんなに教えていて、みんなで動画を観るというシーンがあるのですが、優里ちゃんは再生数が少ないYouTuber。再生数が少ないチャンネルなんて教えたくなさそうなものだけれど、強要されたわけでもないのに教えている優里ちゃん。天真爛漫な性格、自分のやりたいことをやっているという想いが表れていた気がします。

後日優里ちゃんは、イベント会社に勤める田母神に、YouTubeで使う着ぐるみを手にいれられないか相談の電話をします。それがきっかけで田母神は優里ちゃんのYouTubeを手伝い始めるのですが、「飲み会で優里ちゃんのことを気にいった田母神が自ら、手伝うよと言い出す」とかじゃないところがよかったです。あくまでも最初は優里ちゃんからの連絡がきっかけです。

優里ちゃんの撮影を手伝い始めた田母神は、編集も手伝うようになります。無償で手伝う田母神。優里ちゃんは、そんな神みたいな田母神に感謝をします。再生数が少ないYouTuberである優里ちゃん。コメント欄も冷たい言葉が並ぶ中、優里ちゃんの味方である田母神は心強い存在となります。でも、2人で楽しく撮影をし、動画を何本かアップするものの、再生数は伸びません。次第に田母神は自身の仕事が忙しくなり、優里ちゃんを手伝う時間が取れなくなってしまいました。

どうやったら再生数が伸びるのか。優里ちゃんは1人で人気YouTuberの講演に行きます。そこで飲み会のときに会った、田母神と同じ会社の人と再会。その人が、講演に出ていたYouTuberを優里ちゃんに紹介します。それがきっかけとなり、彼らのチャンネルでコラボすることになった優里ちゃん。優里ちゃんはボディペイントをするという身体を張る企画に挑戦し、これが大反響となります。嬉しくて田母神に報告するものの、身体を張っている企画とあり、優里ちゃん自身のことを考え一緒に喜べない田母神。田母神が忙しいこと、周りに田母神の編集は古いと言われたこと、それらのことが重なり、優里ちゃんは違う人と一緒にYouTubeの撮影をし始めます。最初は車を出したり手伝っていた田母神ですが、2人はだんだんと距離が出来ていきました。

人気になっていくYouTuberの優里ちゃん。

昔の2人での楽しい撮影が忘れられず、自分が色々無償でやってあげたのに感があるのか、しつこくしちゃう田母神。

しつこい田母神にうんざりする優里ちゃん。

優里ちゃんへの反撃?のために自らもYouTuberになる田母神。

自撮り棒での言い合いでの攻防シーンがあるんですが、まるで自撮り棒が剣でした。

田母神にも優里ちゃんに対しても、こんなに豹変するなんて!!ひどい!!とかの感情は観ている時には無くて、観終わった時も無かった。

人間ってこんな感じだよねと。

人間の不器用さ、泥臭さ、嘘や本音、関わる人間によって色んな方向へと流されてしまう不安定さ。

ネットでのフェイクニュースが溢れているけれど、人づての話にもフェイクは溢れていて。

人間ってややこしい生き物。

#映画 #映画感想 #日記 #神は見返りを求める

#ムロツヨシ #岸井ゆきの




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