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「絵本的」

さくらが咲いて、
咲いては散ってゆく春も清明。
つれて春の写真絵本「微花」の刊行まで、
いよいよあとすこしと迫ってきた。

絵本刊行のいきさつについて

そうしてこのたび、微花復刊を記念して、
本を読み、本を語りながら全国を渡り歩く
ライブツアー「絵本的」を開催いたします。

「絵本的」とは
雑誌から、絵本へと、微花を作りなおす。
このときに思い描いていた絵本とは、ふつう思い描くような、子どもが読むとされるものでもなければ、絵と言葉の織りなす特有の構造のものでもなく、つぎのようなものだった。

「この複雑な世界において、単純であることはときに難しい。ということを引き受けて、なおもこの世界において単純であること」

あるいはこのことは、絵本にかぎったことでもないだろう。けれど、いい絵本にふれるたびに感じたこと、あるいは絵本という存在そのものの感触を、言葉にしてみると、今はこうなる。この意味において、微花もまた絵本なのだった。そうしてその絵本性が、今回の復刊に、やっとあるべきかたちをとることができた。

そのようないきさつから、このたびの微花復刊記念ライブツアーを「絵本的」と銘打った。これだけでは一見わかりづらく、抽象的ではあるけれど、またこれ以上に今回の復刊の本質を、簡明に表現している言葉もないだろうから。


ふとしたときに、どこまでも迷ってしまうようなことがある。そんなときに立ち戻るのは、いつも本だった。そうして思い出す。いずれまた忘れる。何度でも立ち戻る。そうしてまた思い出す。思い出すことを思い出す。そこにあったのは、いつも本だった。
そのような日々の明け暮れに、ようやく生まれた写真絵本「微花」をひっさげて、全国を渡り歩くライブツアー「絵本的」

いずれもこのようなことは、一冊の本にそう何度も巡ってこない、ありがたいことだと思っています。この機会に、ぜひお運びください。

微花復刊記念ライブツアー
「絵本的」

4月28日(日) 長野・栞日

4月29日(月) 東京・青と夜ノ空

4月30日(火) 新潟・又蔵ベース

5月4日(土) 大阪・blackbird books

5月11日(土) 福岡・coffee月白

5月12日(日) 熊本 ・長崎次郎書店

6月16日(日) 広島・READAN DEAT

6月30日(日) 神戸・1003

7月7日(日) 東京・本屋B&B
微花×「母の友_編集部です」の人
"目ざましいものではなくてかすかなものを"
19時〜21時(18時半開場)
参加費: 前売1,500yen + 1 drink order
当日店頭2,000yen + 1 drink order
http://bookandbeer.com/event/20190707b_kasuka/

7月28日(日) 京都・恵文社一乗寺店
微花×つち式
"開かれてある世界に生きなおす"
18時〜20時(17時半開場)
参加費 1500円
http://www.cottage-keibunsha.com/events/20190728/

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目ざましいものではなくてかすかなものを 他をしのぐものではなくて他がこぼすものを あらしめるもの またあらしめようと目ざすこころみです
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