日本犬は洋犬に比べて暑さに強い

こんにちは、
アミナです。

昨日は夏の散歩の話しをしましたが、
先日、ちょっと興味深い話しを聞きました。

同じ親から一緒に生まれた兄弟姉妹犬なのに、
遺伝的に熱中症に対して、強い子と弱い子がいるという話しです。

例えばパピヨンなどでは、
その性質が個体によってかなり違いがあるのだそうです。

パピヨンは、ベースのパピヨンに、
チワワとスピッツを交配して作られました。

チワワはメキシコの犬なので南方犬ですが、
スピッツは北方犬(現アメリカン・エスキモー・スピッツ)です。

チワワの体質を引き継いだ子は
夏には強くて冬には弱く、

スピッツの体質を引き継いだ子は、
逆に夏には弱くて冬には強いという事なのです。

同じ親から生まれても、
遺伝の違いにより体質が真逆の子になるそうです。

確かに、言われてみれば、そうですよね。

そして、犬種の多くがヨーロッパにルーツを持っているため、
暑さに弱い犬種が大半を占めるそうです。

日本は、イギリス、フランス、
ドイツなどのヨーロッパより約10度も気温が高いので、

日本犬は比較的暑さには強く、地面に穴を掘り
体を冷やすなどの知恵が備わっているそうです。

でも洋犬にはそのような日本犬に備わった本能が
あまり見られないようです。

犬種によって随分違うのですね。

個体によっても、
暑さに多少強かったり、弱かったりはありますが、
暑さに関して言えば、人間より弱いのは間違いないです。

そしてもしあなたの愛犬が
熱中症にかかったのではないかと感じたら、

病院に連れて行く前に、まず、身体の温度を下げるべく、
水を身体にかけて熱を取る、
濡れたタオルを身体にかけてあげる、

エアコンで部屋を冷やす、
脇下や足の内側に、タオルに巻いた氷をあてて血液を冷やす、
などの処置をしてから、病院で治療をしてもらうといいでしょう。

もうすぐ夏本番に突入しますから、
飼い主さんも犬猫も、熱中症には十分気を付けて下さい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?