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ルパン三世と峰不二子


ルパン三世という漫画とアニメがある。
主人公はルパン三世で、泥棒だ。
ルパンの泥棒仲間に、次元大介、石川五エ門、ルパンが愛してやまない女性の峰不二子がいる。
問題はこの峰不二子だ。
峰不二子はルパンの自分に対する恋心を利用しまくる。
もちろん彼女はルパンの事なんて全然好きじゃない。

次元と五右衛門はそれを知ってるから、不二子を心底嫌っている。
「不二子はひどい女だ、ルパンやめとけ」ってこの2人は何度も言ってるのに、ルパンは不二子を好きなのをやめられない。
不二子は綺麗で、ナイスバディだからだ。
しかしルパンは、不二子が絶対に自分の事を好きにならないって知ってるのだろうか?多分知らない。
いつかは自分の事を好きになってくれると思っている。もしくは期待している。

はっきり言って甘い。
不二子は、お金と宝石にしか根本的に興味がない女だ。
何故なら彼女は泥棒だからだ。泥棒は彼女の天職だ。だから金持ちの男なら、自分から近づく。
それでひどい目にあうとルパンに毎回助けを求める。ルパンは、必ず助けてくれるのを知ってるからだ。
ルパンは不二子にひどい目に遭っても不二子を嫌いになれない。
自分を頼ってくれるんだから、自分の事を少しは好きなんじゃないかと毎回期待する。
ルパンは利用されてるだけだが、本人は良い方向に考えしまう。
ある意味、超プラス思考だ。落ち込む事を知らない。にぶいとも言う。
不二子が誰かと結婚すれば流石に気付くんだろうけど。
不二子はさっさと別の人の所に嫁に行くべきだ。
その方がルパンのためなんだ。
夢見てるルパンは可哀想を通り越して、最早アホである。
私が次元なら、ルパンの為に不二子をさっさと撃ち殺している所だ。(次元は銃が得意だからである)
そして最後になるが、私は困った事にそんな不二子が大好きなのだ。
不二子は自分に正直だからだ。
ルパンが自分を好きだけど、自分は好きじゃない。
でも、ま、いいか!てな感じである。
何の罪悪感もない。
ルパンが離れていくならそれはそれでいいや、でも
困った時に助けてくれる人いないな、ぐらいである。

とにかく不二子ちゃん(最後は、ちゃん付けだ)は永遠に不二子ちゃんでいて欲しい。
ルパンの事なんて、女のわたしにとって最早どうでもいいからだ。


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