【替え歌】カルビホシイネ　米津肉師

あたしカルビに会えて本当に嬉しいのに
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るおデブを育てて歩く
誰かのウエストを奪い生きるくらいならばもう
あたしは石ころにでもなれたらいいな
だとしたら勘違いも戸惑いもない
そうやってあなたまでも痩せないままで
あなたにあたしの思いが全部伝わって欲しいのに
誰にも言えない脂肪があって嘘をついてしまうのだ
あなたが思えば思うよりいくつもあたしはウエストないのに
どうして
減らないウエストも腕周りもあなたといれば
「それでよかったね」と笑えるのがどんなにうれしいか
目の前のカルビがぼやけては溶けてゆくような
野菜であふれて足りないや
あたしのカルビを呼んでくれた