小さな振り幅と大きな変化
家人ふたりと外食をする中、
私のやりたいこと、の話になった。
ここで言う「私の」は、
それぞれのやりたいことではなく、
家族の中で、長年、母をやってきた「私の」..やりたいこと。
私たち家族は旅が好き。
結構な頻度で国内外問わず、ウロウロと自由に行き来している。
そんな中、私が、ずっと英語ができない(..というより、英語を話せるようになりたい)と、人一倍思いつつも、長い間、これといって真面目に取り組んでこなかったのをみてきたから。
数ヶ月前に。たまたま、マルタ島に、少しの縁ができた娘のおかげで、そこに英語留学に行く人が結構居ることを知ったのだけれど。
なぜか今夜はそこから話が展開。
ひと月くらい、行ってくれば?
家族の中でも、群を抜いて、自分のやりたいことに素早く動く、次女と夫(私の..ね)が、2人で寄ってたかって、
行きたいなら決めるべき。
いつかいつかと延ばしていたら行けるものもいけなくなるよ。
来年がいいね。
ヨーロッパだから、季節は春がいい。
私が、他の家族のことを気にしていたり、まだ起こらないあれこれを気にして、自分個人のことで、スパっと動きを決められないことを、誰よりも分かっていて。
それこそ。あれよあれよで。
決めればいい。
ひと月、家を留守にします!と言えば、他の家族もそれに合わせてくれるはず。
来年行くしかない。
ずっと行きたい気持ち、英語やりたい気持ち知ってるよ。
じゃあ、やらないと!と。
不思議なくらいの熱量で、話が行き交い、
横で聞いてる私が、驚いて聞き入る、の図。
私の夢の実現を2人が勝手に?(笑)
自由に計画するところを見せてくれました。
幸福って。
こういうこと。
人よりたくさん海外に出た体験はあるのに、家族に連れられて、後をついて行くばかりの私の。
この歳からの独り歩きを、
こんなに強気で勧めてくれるなんて。
しかも、私の本質的な願望も見抜いた上で。
これはもう、行くしかなくない?
来年。
マルタ島。
ひと月、家を留守にします。
健康で幸福な自立した家族に見送られて、
私も自立を目指す旅。
行く!と決めるか、
そんなの無理だよぅ!と退くか。
今はまだ未来予測なんだけど、
この小さな振り幅が未来をググっと変えていくことは知っています。
そんな体験は、孫のいるような私にとっても、なかなかの楽しみごと。
未知なる私と、未知なる世界に出会ってみたい。
内容がなんであれ。
やりたいことの方向へ、
身体を、
眼をむけて歩く。
まずは、下調べだけ、くらいの
今夜にでも出来ること。
そこがbaby's step。
頭だけの夢想で笑って終えるか。
動き出すか。
最初の差は、
きっと目には見えないほどの小さな振り幅。
そこで数ヶ月先、一年先が、
決まってくるのだと思います。
実証してみることにします。
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