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「玄関ピンポン」でマンションライフの快適性が飛躍的に向上した理由

マンション住む前は・・・マンションって知らない者同士が住んでいて住民同士は一切干渉しない・させない、でも安心安全そして快適・・・みたいな印象がありました。売買契約書に押印した時、これから始まる新たなマンションライフに夢と希望を描き・・・大いに期待したことを覚えています。

マンションに住んでみて残念に思ったこと

 いろんな場所から見知らぬ人(老若男女)が集合して1つ屋根の下で生活を始める・・・それがマンションライフ。
 いざ住んでみると「こういうとこ不快だなあ」と、思い描いたマンションライフのクオリティ(快適性)が下がっていくのを残念に思ったことがいくつかありました。他住戸からもたらされる不快な出来事?事件?がいくつか発生したのです。
 例えば、ペットの鳴き声や上階の子供が遊ぶ音が超気になる事件、隣戸の外国人奥様の生活習慣に戸惑う事件(=毎朝バルコニーで長い髪をとかれて抜けた毛髪が我が家の排水口に溜まる事件)がそうでした。

 「騒音」って気になり始めると、そこにばっかり意識が行って些細な音にも敏感になり始め・・・不快指数が急上昇!やがてイライラや不満がピークに達していきます。かといって、面識のない(どこの誰かも分からない)他人の住戸に行って「静かにして!」というのも・・・勇気が必要というか、ハードルが超高い。逆恨みされるのでは?等のリスクもあります。
 多くの場合は「仕方ない・・・我慢しよう」と泣寝入ってしまい、マンションライフの快適性低下を容認してしまいがちではないでしょうか。実は私もそうでした。
 でも・・・私の場合は「玄関ピンポン」で一気に解決(決着)しました。

残念なことが無くなった理由

 問題解決したのは、「玄関ピンポン」で面識ができたから騒音発生源(と思う)住戸等に「(ペットの鳴き声や子供の音が)うるさいから、おとなしくさせて!バルコニーで髪をとかさないで!」にリクエストした訳ではありません。実は何もしていません。でも気にならなくなったのです。

 それって?どういうこと??
 説明します。「玄関ピンポン」の後、音を立てている子供やペットの顔が浮かぶようになったからなんです。
 つまり「ドン」とか「ワン」とか(笑)、これまでと全く同じ音が聞こえてきても「おっ!○○ちゃん今日も元気だな」と犯人?の顔(笑)が浮かび・・・音の響きが和らいで、実はあまり気にならなくなったのです。
 また、音を立てている住人と出会うと、先方から「注意しているけどゴメンね・・・うるさいでしょう。ひどい時は言ってね~」と声を掛けてくれる。ますます気にならなくなります。(笑)
 ちなみに隣戸のバルコニー髪とかし事件?の顛末は、私がバルコニーの排水口を掃除しているのを見つけられた隣戸のご主人が気づかれて、速攻で菓子折り持って謝りに来られました。
 問題を発生している側は、自身が問題を発生させていることに気がついていないことも多いと思います。そうした意味では、見つけてもらってラッキーでした。以降、髪をとかした後は掃除機でバルコニーを清掃されるようになりましたとさ♪。(笑)

まとめ

 顔が見えない&知らない者同士は、何も問題ない時は何の煩わしさもない。けれどもマンションの同じ屋根の下でひとたび問題が起きると、(知り合い同士なら直接話して5分で解決する問題も)解決する術が見つからなくなります。
 顔が見えない者同士・・・投げかけても投げかけられてもお互い疑心暗鬼に陥りがち・・・問題を伝えるのも、解決のための改善提案するのも、ハードルが超高いし受け入れてもらえないことも多いでしょう。それどころか逆恨みの危険性もあります。
 「我慢しとくか→我慢するしかない→ああ腹立つ&ああ気になる~」そうした「ストレスの負のスパイラル」がマンションライフのクオリティ(快適性)をどんどん低下させる大きなファクター(要因)の1つになっているケースが多いのでは?と思います。

 我慢がトコトン鬱積して我慢できなくなり、面識のない他の住戸に怒鳴り込みに行く・・・これって「火を見るより明らか」で最悪ですよね。そうならないようにしたいものです。
 
 今回のお話は、「マンションに顔見知りを増やして『近代長屋』化していく方がマンションライフが快適になるかも?」でした。

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