見出し画像

noteのスキに対するメッセージ機能のトリセツと活用法

4月3日,「スキ」への返事機能の実装

4月3日,noteに新しい機能が実装された。
「スキ」を押されたときに,メッセージを表示できる機能だ。

例えば,「スキ」を押した瞬間に
スキありがとうございます!
というメッセージが表示されたりする。

機能のトリセツ

あらためて書くまでもない気がするが,「スキ」へのお返事機能のトリセツは次のとおりだ。

1 noteのアカウント設定→「スキへの返事を追加する」で設定できる。
2 スキへの返事は30文字以内に限られる。
3 スキへの返事は今のところ同時には一種類しか設定できず,noteごとに異なる返事を設定することはできない。よって,スキへの返事を設定すると,設定したアカウントのどのノートの「スキ」を押しても設定した一種類の返事が表示される。
4 スキへの返事はいつでも削除,変更できる。

この機能が画期的であること

この機能を知ったとき,わたしは「画期的だ」と思った。
これまで,SNSの「いいね!」に対してレスポンスが帰ってくることはなかった。ツイッターでもフェイスブックでも。
読み手から何らかの反応があると共感されているようで嬉しいし,読んでもらえたという実感がわく。ますます創作意欲がわく。
だから,「いいね!」や「スキ」に対して返事ができればいいのにとはずっと考えていた。noteというツールはそれを実現したのだ。わたしは,きっと,他のSNSがこの機能を後追いで実装するんじゃないかとまで予想している。

いろんな活用法

では,この画期的な機能の活用法を考えてみよう。
みなさんがどういう活用をしているのかが気になっていろいろ「スキ」ボタンを押していると(もちろん,本当にいいなと思って押しています。),「スキ」への返事のパターンは次のようなものがあった。

1 返事設定なし
→これが案外多い。「スキ」への返事機能の活用が広まるまではまだまだ時間がかかるかもしれない。

2 感謝を示す
→お返事機能を使っているユーザーのほとんどはこれだった。
「スキありがとうございます!」またはこの変化形。
オーソドックスで,一番考えつきやすい。
note公式に「スキ」を押しても「スキありがとうございます!」だ。

3 次回につながるメッセージをつける
→次の投稿の予告を流したり,次に書くテーマのリクエストを募るというもの。
吉玉サキさんがこの方法を使っていて,なるほどなぁと参考になった。
この方法の大変なところは,毎回違うメッセージを設定しなければいけないということだと思う。でも,「スキ」を押す人間としては,毎回違うメッセージが流れると楽しい。

4 最後に一言(メッセージを毎回設定し直す)
→最近わたしが使っている方法。
コラムを投稿するたびに,そのコラムに関連する一言が表示される。
例えば,前回挙げたコラムに対する一言メッセージはこちら。
やまない雨はない。大丈夫,きっと笑えるときがくる。
3と同じように,次のnoteがアップされるときにはもうこのメッセージは表示されない。毎回設定を直す負担はあるが,読み手にとっては一期一会感がある。

----

これからの活用法

さらに,次のような活用法がこれから登場するかもしれない(すでに試している人もいるかもしれないけど)。

1 30文字ずつのショートストーリー
→noteの本文とは無関係に「スキ」を押すと30文字ずつストーリーの一部が表示される。1ヶ月かけて読み続けると全米が泣くストーリーになる。

2 読者プレゼント
→noteのスキを押すと毎日違うキーワードが表示される。
「スキありがと!今日のキーワードは○○○だよ!」
30日後に毎日のキーワードを使ったパズル問題をアップする(キーワードをメモしていないとパズルを解くことができない)。パズルの正解者1名にプレゼント(有料noteの無料閲覧とか)。

----

こんな活用法を妄想しながらも,わたしは「スキ」への返信機能を楽しんで使っている。
要するに,この機能が「スキ」なのである。

「スキ」は読み手が送り手に発する一番手軽なメッセージ。これからは,その手軽なメッセージにお返しができるんだ。送り手と読み手の距離が縮まるようで,なんだかそれが嬉しい。「スキ」とその返事は,送り手と読み手の心が通いあうスタートラインのような気がするんだ。

#コラム #エッセイ #note  #スキ #スタートライン  


お読みいただきありがとうございます!スキやフォローをしていただければ,それだけですっごく励みになり,また書こうという気力が湧いてきます。