エコとは

建築を建てないことこそ一番のエコであるか否か

なんなんだこの質問は。

もはや哲学ではないか。

まあ、考えるか。

一番のエコを追求したらどうなるかを考えればいいんだよな。

まずエコとは何なんだ。

私の建築におけるエコのイメージは、建設時または、解体時に有害な廃材を出さないことである。

これを極めると建設時や解体時に緑の肥料になったり、オゾン層を再生させる物質が発生させたりすることなのではないか。あと、人間や動物の食料になったり。

このことは建築を造らないことよりもさらにエコのような気がする。

つまるところ、お菓子の家や、農地を作る延長として、肥料を含んだ土を盛り上げて作った家なんかが暮らしやすいかどうかは別として一番エコなのではないか。

よって、建築をつくらないことが一番のエコであることは間違っているんだ。


なんか違う気がするなー。


違う考えで書いてみる。

一番のエコは、現在の状況を守ることである。

建築を建てることは、確実に現在の状況を変えることになるが、建築を建てなかった場合でも、結局は、どこか自然環境に変化をもたらさないと生きていくことはできないんじゃないんだろうか。

建築を建てた方が自然の変化量がすくないのか、それとも建築を建てる方が、自然の変化量が少ないのかによる。

キリンや象などの動物でさえも、草を食べたりしているため確実に自然に影響を与え変化させている。だが、その変化量は少ない。

ちょっと前バッタの大群がアフリカで発生して問題になっていた。超大量のバッタなので、農作物をはじめとする植物を大量に食い荒らしてしまったため、自然の緑がその分失われた。

これは、自然に大きな変化をもたらしてしまっているのではないか。たま、元通り緑豊かな自然に戻るまでには、歳月がかかる。

このように動物でさえも非エコ的な生活をしていることを踏まえて考えると、

動物は自然を減らすことをするが、自然に有害な物質を残すことはすくない。毒のある生き物は、自然に有害な物質を残しているようにも思われる。

しかし、人間はプラスチックなど自然には戻りにくい物質を作ってしまっている。これが問題なんだと思う。

つまり、エコを考えると、人類は自然を減らすことは全然良いが、自然に悪影響を及ぼすものをつくることはよくない。

建築を建てるときに自然に悪影響を及ぼす材料を一切使わないことが出来れば、良いのではないか。材料を作るときにもプラスチック製品などは使ってはいけない。

そして、エコとは、その減らしてしまった分の自然をもとの状態にどれだけ素早く戻すことができるのか。このスピードがエコの指標として捉えられそうだ。

リサイクルだとかリユースだとかリデュースだとかは、それが永遠に続けば自然環境に悪影響を及ぼさないわけであって決してエコとは呼べないような気がする。

建築をつくることで自然がより早く元の状況に戻ることができたら、それは、エコ建築と呼べるのではないだろうか。


なんかこれも違う気がするな。

また別の考えを書いてみる。こんなことばっかりしているから課題が終わらないんだよな。ほんと、一発でクリティカルシンキングできるよになりたい。


ということで別の考え。

エコとは、現在の状況を保持することだとして、上では理論を進めていったが、人類がまだいなかったような昔から超ロングスパンで見ると、自然閑居は超変わってきている。

昔は氷河期があったように、生物が存在できないような状況があった。氷河期が来る前に現在の人間と同じような生物がいて、その生物が環境を変えまくって氷河期になったのなら、そのような行動をもう一度人間は取るべきだと思う。

ん、何言ってんのかわかんなくなってきた。

氷河期を迎えたのにもかかわらず地球は今の割と自前豊かな状況を迎えられたのだから、氷河期が訪れることは良いことであるように思う。

今一番恐ろしいのは、今までの地球が経験してこなかった状況になることで、それは、超高熱環境なのではないか。

今までの授業で氷河期についてはいくらか習ってきたが、気温が100度近くになるような超高温環境期があったとは聞いたことが無い。

この状況を迎えると前代未聞なので人間は、恐怖を覚えるし、きっと生きていけない。滅ぶ。


別に人間生きていなくたっていいじゃんかと最近恐ろしい思想が自分のなかであるため、上記のような超高温環境期が到来しても全然良いと思うのだが、まともな人らしく人間は生き延びてった方が良いという考え方で進めると、超高温環境期は怖い。


んー、どんどん話がわけわからなくなっていく。

この話はちゃんとまとまるのか。


超高温環境期を迎えないために、今考えられることとしては、オゾン層を再生させることなのだが、そんなことができるのかどうかもわからない。

建築を操作することによってオゾン層を再生させるなんてもっとできなそうだ。

つまり、建築を建てないことこそが、一番のエコであるという命題の反例を導き出すことができなかったので、今の時点では、建築を建てないことこそが一番のエコであるということになる。



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