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書き出すこと=自分軸を整えること①

自分は、もっと心を自由に、
ぶれない自分軸を持ちたい。
他人に振り回されずに、
物事をポジティブに変換する力をつけたい…

そんな思いがあり、夏頃から
あるカウンセラーさんの元で、
自分の気持ちを書き出して思い込みを
外していくというワークを、
4カ月間続けていた。

最初は、言葉に出すのがとても怖くて、
本音を書き出せなかった…

少しずつ、書き出すことを日々繰り返した。
ある意味「訓練」みたいなものなのかな。

幼少期のことにフォーカスする日もあったし、
突然現在に飛ぶこともあったし。
どんな自分が出てくるかは、
私にも前もって分かるものではない。

気持ちが詰まってしまって、
どうしても言葉が出て来ない日もあったけど、
書き出しながら、
「どうして自分はそう思うのか?」
「なにが原因でそう感じるようになったのか?」
と、深く深く掘り下げていく。

怒りや悲しみという、感情を書き出すことよりも、
実は、この掘り下げる作業のほうが
ずっと大変だったことを思い出す。

「どうしてそう思うのか?」と聞かれても、
自分では全く理由がわからない。
ネガティブに感じるものは
ネガティブにしか思えない。
無から何かを創り上げるくらい難しく、
途方に暮れることも多かった。

例えば、好きな人から好かれてない?
という思いがある時。
別にその人から避けられているわけでもないけど、
自分の気持ちが萎縮して、
自分の中ではどんどん
ネガティブ方向に突き進んで行く。

書き出して感情を出していくと、
それが親に言われた一言だったり、
過去の恋愛で傷ついた体験などに
起因していることに気づく瞬間がある。
そしてそういうことは、
芋づる式に出てきたりする。

気づきを、一つ一つ自分の中に落とし込む。
そうすることで当時の自分の気持ちに寄り添って
なぐさめることができたり、
言われた一言を許すことができたり…

そのうち、自分の感じていたことは、
ただの思い込みに過ぎなかった、
ということに気づき始めたりもした。

100%ということにはならないかもしれない。
過去の傷や、思い込みが強ければ強いほど、
気持ちがブレてしまうこともある
(↑私、今ココ^^;)

時々、振り出しに戻ることも…(苦笑) 
それもまるっと認める!

でも、このワークがきっかけで、
だいぶん思考癖の修正のコツを
つかめた気がしているし、
何より、過去の自分や、完璧でない自分を
認めることができるようになった。

ちょっと停滞気味だった…というか、
半ば諦め気味だった「自分のなりたい未来像」を
もう一度追いかけようかな
という気持ちにもなれた。

しがらみやいろんなことで
がんじがらめにされていた
自分の心が、少しずつ解放されてきたんだと思う。

人生の半分に差しかかったあたり。

もちろん出来ること、出来ないことは
あるかもしれないけれど、ただの思考癖のせいで、
自分の自由を縛ってしまうのは、
もったいない気がして。

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