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武蔵野美術大学卒業・修了作成展にて「玄界灘の落ち葉」を見てきた感想

本日、私はドキュメンタリーの映像作品「玄界灘の落ち葉」を見に武蔵野美術大学(以下ムサビ)に行って来ました

ムサビは周りに朝鮮大学校や白梅学園大学などの教育機関が集中する地区の中にあり、落ち着いた雰囲気の素晴らしい場所でした。

あらすじ

1982年韓国にてプロ野球リーグが発足し、韓国で初めて野球が持ち込まれた地であり、ハブ空港があることで有名な仁川には「三美スーパースターズ」という球団が生まれた。しかし、チームはドン底の最下位に終わる。

そこに在日同胞で広島東洋カープなどで活躍した福士敬章/張明夫がチームにやってくることに。のちにKBO最多勝記録として今まで破られたことのない30勝を達成するのだが、果たしてこの男の運命は?

感想

とにかく儚くて美しい物語だった。勿論、スポーツ哲学や人類学の観点から見ても資料的価値の高いものではあったが、福士敬章の人生を目の当たりにして衝撃を受けた。この男の話は「海峡を越えたホームラン」という本で読んで知っていたつもりだったが、周りの当事者達のインタビューを聞いてまた新しく知ることが多かった。あまり言い過ぎるとネタバレになるので言わないが、本当に素晴らしい作品だった。

最後に

1/18・19でもまだまだ上映予定です。是非足を運んで、この作品を見てください!

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