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臨月のつぶやき⑦助産所お泊りという予行練習

2021.6.26
朝助産所から帰宅し、もう翌日…お騒がせが恥ずかしいくらい進展なし😂(何回か内診したのでおしるし(血液まじりのおりものが出る)はあるくらい)

ふと、助産師さんに「病院だったら、5cm開いてるし促進剤入れて産んじゃいましょうってなる感じ」と言われたことを思い出す。

産まれておかしくない週数で、いつ陣痛が来るかわからない一度来院した人(例えば子宮口半開きの経産婦な私)を帰すって、何ていうか、誰にとっても不確定というか、大人たち(妊婦、家族、医師)からすると「で、どうする?もう産んじゃってもよくね?」という気持ちにはなる。

ただそうした場合、薬で出すというのはやっぱり身体的な作用に反することではあるよねということを思いました。子どもが生まれる日を決めてるとか、自然じゃないとか、そういうことではなく、「便秘なら下剤飲むと出ますよ」って別に出したきゃ飲めばいいけど、通常のお通じではないよねみたいな話。

下剤飲んだら、過剰にお腹痛くなったり、下したり効きすぎることもあるし、全然出ないこともある。それが出産だと回数経験しないから、痛い、しんどい、大変、普通じゃ産まれないというイメージになってもおかしくないなぁと。

【まぎれもない事実】
39週を迎えた
いわゆる前駆陣痛がある
産道の熟化はある程度進んでいる
胎児はまだ産まれる位置にいない

【現状】
強い陣痛がきてないから胎児が下がらない
胎児が下がらないから陣痛がこない

因果がどうなんだかはわかりようもないけど、そういう感じ。

そこから、どういう選択肢を持って、何を選ぶかって…医学的知識も経験もないのに急に決めらんないよね。「産みましょう」と病院で医師に言われて、「いいえ、帰って待ちます!」なんて私は言える気がしない(笑)

医療的に「何とかしてくれようとして、何とかできる方法がある」からこそ、迷うこともあるし、結果的にちょっと大変になっちゃう選択も全然ありえるだろうなー。
助産所だから何もせず(できず)、日常生活を送りながら待つことになりました。それがどうだったかは、他の選択をできないので確かめようがない。過程や状況が同じことはないので、比べることもできない。

医学的根拠も大事というけど、実際の生活では何とも言えないことばっかりだよねと思う。

おもしろいね。

それから、結果的にはすっごくいい準備や予行練習になってるかも。
昨日からジジババに泊まりに来たり上の子を預かったりしてもらってるんだけど、
・上の子の気持ちや環境の準備と成長
・親に孫と一緒にすごしてもらう時間や経験
・私の気持ちの持ちよう(上の子、親、自分への愛的なものや感謝、受容など)
・みんなで迎える

ということが整えられていってる感じがして、感動している!

夫のお母さんのテルミー(温熱療法)や弟の鍼も、効くかどうかわからないし、そうやって陣痛を起こすことが必要なのかわからないけど、雨乞いみたいだよね。

早く産まれてこーいというよりは、元気で出てきてね〜という「祈り」とかいうと神秘的になりすぎるけど、待ち時間のエンタメというか、待つ気持ちをみんなで高めるというのか…
私のためのようで、子どものためのようで、みんなのためのような不思議な感じ。

「出産の過程を味わいたい」とバースプランに書いたとおり、出産が始まるまでの過程もしっかりたっぷり味わわせていただいております✨

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