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一般的に認識されている”痛み”について

こんにちは。
雨の日が続いたり、新型コロナの感染者数が、増えてきている今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。新しい生活様式には慣れてきましたか?

今回は。痛みのシリーズ3回目。

”BPSモデル”は少しイメージがついて来ましたか?

わかってきたよ!と言う声が聞こえてきてい、、ます。
(空耳ではありませにんように)
では、みなさんが今まで理解していた”痛み”って何?
っていうのを言葉に起こしていこうと思います。

まずはよく聞く言葉から。

”痛みがあちこち移動するんです”
 まるで”痛み”という生き物が移動しているようなお話をする方
”痛みがある、って事は 何か傷ついているんですよね”
 痛み=痛みがあるところが傷ついた  と思っている方  
”痛みがあるって事は、まだ炎症が起こっているんですよね”
   うんうん、よく痛みについて知っていてくれいそうな方。

”痛みがあるって事は、何か悪いことが起こっているんですよね” というコメントが、実は一番言い当てているかも。

皆さん思っている痛みって、こんな感じでしょうか

” 切り傷や火傷、打撲などにより身体が刺激を受けると、「身体が傷ついた」という情報が発生します。その情報は電気信号に変換され、神経を伝って脳に届きます。脳がその情報を認識して初めて、「痛い」と感じるのです。通常は、痛みの原因となったケガが治ると、痛みも消えていきます。 ”
(ファイザー製薬 HPより)

痛みとは、でGoo◯e検索をすると一番上位に来る結果です。

ケガ=痛み

ざっくり言うと、そんなイメージでしょうか。
まぁ、確かにそれもあります。
でも、初回に”幻肢痛”のエピソード入れましたね。
そもそも存在しないところにも痛みが出るのです。

では、怪我をした時のこの痛みはなんなのか、ってことですね。
それは、炎症性疼痛と言う、痛みの種類の一つ、です。

”炎症性痛は、組織破壊の結果、炎症部位で産生される発痛物質や、感作物質により引き起こされます。組織が損傷され、炎症が生じると、そういった発痛物質や発痛増強物質、炎症性サイトカインなどが放出され、絶え間なく自発痛が発生し、さらに侵害受容器の過敏化により痛覚過敏が生じる。”

発痛物質は、痛みを感じさせる物質。
感作物質は、感じることを敏感にさせる物質。
侵害受容器、は痛みや違和感を等を感知するセンサー。

これは 破壊された組織を治す為に
身体を”治すモード”にして、破壊されたところを無理に動かさないように
身体中に発せられる、”緊急事態”宣言なのです。
不要不急で、動かないように。
なので、組織が治癒してしまえば、痛みは減ります。
なので、これは長くても基本3週間です。

そう、傷がついた痛みは、3週間で治るのです。

普通は。

あれ?その期間以上続く痛みってよくありますよね?その痛みは、、何でしょう??


では次回は、炎症性疼痛以外の痛みの種類について、お話ししましょうか。。(炎症性の痛みが何故3週間なのかのお話も必要かしら。。)


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