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20240824 歪んだ幸せを求める人たち 宮口幸治


人の根底

人の根底には、軽んじられたくない、尊敬されたい
すべての根底にあるのは、「みんな幸せになりたい」、「みんな自分を見てほしい」そして、「みんな人の役に立ちたい」

人は自分の一番身近なことが大切なのだ。毎日付き合っていかなければならない人間関係が一番大切なのだ

不適切なゴールに向かって、頑張ってその解決方法を考えることは、必然的に不適切な行動につながります
万引きもしない、かつ、仲間はずれにもされないためには、どんな解決方法が出てくるでしょうか?

世界の前提

現在は、SNSの普及で、本来であれば知らずに済んだ他者の情報に能動的、受動的に接する機会が増えてしまった

固定観念:利用可能性ヒューリスティック

判断の前提として最初から思い込みがあり、それを固定観念

いったん作り上げた考えをかえるには、エネルギーが必要で、固定観念にとらわれてた方が楽で安心だから
→固定観念が合わなくなったら、変革が必要:ストックとフロー

これまでの歴史の中では、「人生は辛くて残忍で短い」、しあわせは決して目標ではないし、結果に過ぎない

世の中のものごとは、最終的には自分の頭にでしか考えられない

例えば

頑張って成功してきた人たちは、「やれば→できる」「できないのは、怠けている」と考えがち。先生方は、やってできた人たち

できる子は○○が違うは、たまたまできる子が、そういう習慣を持っていただけ

やられたらやり返すではなくて、「やられても相手にしない」ことを身に付けてほしい

謝礼は、自分の命を削って作ったお金なので、お金で謝礼するのは、失礼な話ではない

より多くの選択肢を持てないこと、融通が利かず思考が硬いこと

すっと簡単に解決する方法があるくらいなら、すでにその困り事は解決している
結果を予想してもらう過程も大事
→悪影響の緩和

日々行動する世界が狭くなり、付き合う人間関係が狭くなってくると、その関係性も煮詰まってきます

老子、正言若反、真理は逆説のように聞こえるものだ

#歪んだ幸せを求める人たち
#宮口幸治

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