障がい者の労働ってなんだ

B型作業所に通う友人が、「あした、休まず行こうと思う」とメールしてきたので、「がんばってね、みんなも助かると思うよ」と言った。
すると、彼女は「自分のために行くんだよ、だれのためでもないよ、みんなってだれ、きみのために頑張るんじゃないよ」と言われた。
「そう」としか答えられなかった。

休んだら、怒られる、とは思っているが、行くと言って行かないのが困る、ということを理解してないふしもある。

それとも、自分以外の何かのために働くという、ぼくのマインドが、建前にしておくべきものなのだろうか。

驚いている。

自分のために電車賃になるかならないかの給料で、自分のために働いている彼女は、労働力を搾取されているだけではないか。

こういうことを説明すると、「わからないよ、やめて」か「わかりました」とこたえる彼女に、なにを言えばいいのかわからない。。

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10月29日加筆

障害者が働くのは、社会参加のため、と福祉の勉強では習っているが、彼女に社会参加の概念がない。

レストランの接客とクッキーづくりがあるようだが、レストランの接客は楽しかったそうだ。社会参加という感じがする。しかし、いじめっこが現れて、クッキーづくりに逃げさせてもらった。そしたら、やりがいを失ったらしい。いま、土日、レストランに出て、楽しかったと言っているが、クッキーづくりで休み過ぎて、戻れないそうである。

B型作業所らしく、給料も雀の涙だろう。

何か変だ。

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