見出し画像

バレンタインの詩2

今世ですら結ばれなかった二人が「来世は一緒に暮らそうね」と約束するのは純愛でしょうか、それともくだらぬ戯れでしょうか。

気持ち以外のすべてがわずらわしい夜を抜け出して、許される場所を探しに行く。

月明かりだけがたよりの心許ない旅。

名前のない関係こそが本物だから強くいようね。

冬薔薇吹く頃、ふたりは静かに昼寝をしていた。

=============

バレンタインデーまでの1ヶ月間、恋愛の詩をたくさん書きたいと思います。自分の写真に似合う詩をつくっていきます。エコ。循環。バラは330円でした。

=============

モデル:紫崎七

カメラマン:大輔さん

サポートはお菓子代になる予定です