【詩】花のお墓
ひとりぼっちの空白と
日々とおのく うわのそら
あなたの言葉が今日になる
寝言がうまく聞き取れなくて
不安になる 惑ってる
誰かが去った反動で
あなたを愛したわけじゃない
時の流れが許してくれず
いろとりどりに騒ぎ立て
本当の気持ち ここにある
まだ認めることもできない
守りとおした幼い心は
あなたに使うと決めている
さりげない 笑いかた
こっちを向いてはくれないの
道の向こうに咲く花が好きみたいで
わたしを残して歩いてく
さりげない 優しさに
微笑み返せたらいいけれど
素直になれない心が邪魔をする
咲けなかった花のお墓に
今夜ひとりで眠っている
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