短歌・詩

2018年1月29日 14:42

晴耕雨読。

雨で体調が悪いこんな日は

パソコン開いて

昔のブログのタグでも付け直そう。

「幸せ」のタグがついたこの記事も

君が消えた今

とてもじゃないけど「幸せ」じゃないね。

「不幸」のタグ、付け直そうか。

だけどあの時は確かに「幸せ」だったし

それは間違いないんだし

幸せは幸せのままにしておこう。

そんなこと言ってたら

タグの付け直し

ひとつも出来ない。

伊藤七 | 占い師

2018年1月29日 02:51

死んだことに気付いて。

あの星。

輝く星。

一番に光る星。

あの星は

もうないかもしれない。

もう存在しないかもしれない。

何億光年

そういう星の話はよく分からないけれど

何億光年

昔の光だから

あの星はもう

存在しないかもしれないんだよって

小3の頃

学校で浮いていた理科のおじいちゃん先生が

教えてくれた気がする。

星座早見盤。

「カシオペア座を探してきなさい」なんて宿題。

興味なかっ

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伊藤七 | 占い師

2018年1月29日 02:42

愛の寿命

幸せの真ん中にいるいま

きみに確認したいことがある。

どんな別れ方をしたいですか。

どんな理由で別れますか。

別れ話はどちらから？

考えられる不幸にも

いまは

いちいち

幸せがこびりついてるね。

うざいね。

いつもどおり

無事

不幸になったとき

この

こびりついた幸せが

うざいね。

伊藤七 | 占い師

2018年1月29日 02:36

僕を洗い流せ

僕は綺麗な人じゃないって、綺麗な人じゃないって、綺麗な人じゃないって、

でもそういうところも可愛いよって、可愛いよって、可愛いよって、

僕は穢れた人間だよって、人間だよって、人間だよって、

だったら僕が綺麗にしてあげるって、あげるって、あげるって、

手をつなぐだけの関係。

僕を温泉に連れてくのはきっと

僕を綺麗に洗うため。

夢の国へ連れてくのはきっと

穢れなき子ども時代に戻すため。

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伊藤七 | 占い師

2018年1月29日 02:23

めじるし

すきなひとがいて、すきなひとは僕を愛していて、恋人。きみへの気持ちに色があるならば、とうめい。もしくは白。ふたりの間には何もなくて、このnoteみたいに真っ白で、穢れなく、淀みなく、なにも存在しない場所。まるで青空みたいだね。雲ひとつない青空。自分がどこにいるのか、時間は進んでいるのか、わからなくなるほどの青空。不思議な気持ち、いい気持ち。だけど時間が分からなくなるのは大人として失格だね。だからこ

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伊藤七 | 占い師

2018年1月26日 01:57

お久しぶりです、嫉妬さん

彼氏ができて数日。自分が死ぬほど嫉妬深いことを思い出した。ここ２年くらいは正式な恋人関係になかったので、恋仲の男が女の子と会話してても「まぁ私のじゃないし」と思ってた。でも、今は違う。彼氏が他の人間と会話してるとムカムカする。この世で最も汚くてめんどくさくて嫌いな感情、嫉妬。お久しぶり。君に会いたくなかった

伊藤七 | 占い師

2018年1月26日 12:03

銅像になれそう

付き合う前に性的なことを一切しなかったのは、実に四年ぶりのことである。ちなみに付き合ってもまだ何もしてない。手を繋げばhappy。今なら平和の象徴として銅像になれそう。

伊藤七 | 占い師

2018年1月26日 23:56

新卒ニートの詩

新卒ニートで何が悪い。社会人である前に人間だ。人間である前に動物だ。食べて寝てセックスするだけでいいはずだ。

パンダは交尾をするだけで誉められる。おまけにニュースにしてもらえる。

私だって、セックスして誉められたい。だけど見ないでね。ニュースで流さないでね。そういうときだけ社会の目を気にしちゃう。やっぱりわたしは社会人なのかもしれない。

臆病な新卒ニートの詩。ららららら？あああああ。

伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 02:42

ぐちゃぐちゃの夜

あたまのかたすみに、ごくじょうのせっくすがあるよ。さみしいよるに、ちらつく。ひとりのよるは、さみしくない。ふたりのよるが、さみしい。つうじあわないふたりのよるが、いちばんさみしいのです。もういちど、ごくじょうのせっくすをしてみたいとねがってしまうおろかなわたしを、どうかぐちゃぐちゃにころして。そして、まるめずに、すててください。ばらばらにして、ゆきばをなくしてください。どうか、せかいでいちばんのふ

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伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 02:53

紫式部に恋をした

平成の次の元号は、まさかの「平安」だったりして。
そしたら僕はきっと、「百人一首に載りたい」なんて祈るだろう。
月に祈ればきっと、かぐや姫が舞い降りて、何か教えてくれるはず。
平安は　一度きりでは　終わらない　繰り返す日々　千年の時　

伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 03:23

夜更かし

起きててもキリがない。夜更かしすると、一日の区切りが曖昧になる。ずっと起きてるような、しょっちゅう寝てるような。あ、もう２月か。そんな風に季節は簡単に巡って、季節より先に僕が死ぬ。

伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 03:35

取り外し可能

おんなの価値を子宮だと思っている男がいるならば
子宮は取り外し可能にして
そういう男に会うとき、
子宮無しで会いたい。

そうですか、用はありませんか。
いいえ、それでも好きです。
ありがとうございます。それでは装着します。

伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 14:15

戒め

しあわせになりたいけれど
しあわせになっちゃいけないような気がするね。

あこがれていたい、しあわせに。
ゆめのままでいい、しあわせは。

とおくから
とおくから
ながめていたい。

しあわせという
モザイクみたいな何か

伊藤七 | 占い師

2018年1月27日 14:21

プレーン味

あんまりにもたくさんの人と関わると
色んな風を受けて
ゴミとか投げられて
好意のペンキを塗られて
カラフルな味がしちゃうね。

美味しいのか疑わしいカレー味のポップコーンみたいな。
新作の甘いじゃがりこみたいな。
外国のお土産の、果実味のチョコレートみたいな。

僕はプレーン味でいたいから
ひとりぼっちでいさせて

#随筆