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短歌・詩

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#独り言

大事なものを失うということ

大事なものを失うことは、悲しいだけじゃない。

自分のメモリに空きができるということかもしれない。

そして、新しい何かを手に入れるチャンスかもしれない。

今まで自分の80%を占めていた、大事なもの。

それを失ったということは、自分に80%の空きができたということ。

80%ぶん、何かを取り入れるスペースが空いたということ。

何かを手に入れる前に、手放した方がいいかもしれない。

大事なもの

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詩みたいなもの #63

もしも

人間の赤ちゃんが強くて

生まれてすぐに立てたなら

自分の年齢なんて分からない。

たくさん守られて

捨てられても拾われて

名前があるから



何歳か分かる。

どこにいるの、おかあさん。

僕は僕の年齢を知っている。

生まれた時

確かにおかあさんがいた証。

どこにいるの

それでも言いたい、ありがとう。

10年前

おかあさんがそばにいた証。

誕生日おめでとう、

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人間の気持ち

人間の気持ちなんて

点と点と点と点

繋げてしまうと

矛盾が生じる

だから、点のままでいい

点がひとつ重なれば十分

詩みたいなもの #61

空の青さは

なんの色?

宇宙の色?海の色?

誰かの瞳の色?

詩みたいなもの #60

雲の上は

ずっと

ずっと

青空しかないみたい。

おじいちゃん、

晴れが好きだから

天国に行ったのかなぁ。

詩みたいなもの #59

新幹線

降りた瞬間

故郷とのつながり

ぷつん と切れた感覚

僕は東京にばらまかれた

詩みたいなもの #58

どこでもドアができたなら

道路ってなくなるのかな

詩みたいなもの #57

自分の県の美味しい食べ物は?

海鮮かな。

でも、日本って海に囲まれてるからね、

たいていの県には海があるね。

海鮮なんて

どこにでもあるね。

詩という表現方法

詩も詩もどきも含めて、好き。

抽象的な文章、好き。

それぞれの状況に当てはめて、好きに解釈できるから、抽象的な短文が好き。

作者の意図を離れた解釈だって、ぜんぶ間違いじゃないから好き。

詩は、文章を通じて文章ではあらわせないものを感じるもの。矛盾してるけど。

現代文のテストは、文章を通じて文章を読むだけの作業。

抽象的な文章好き。だけど、槇原敬之さんの具体的すぎる文章も好きだけど!

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