岩渕一晃

島田慎二、今度はブランド牛を育てます。名前は「しあわせ絆島田牛」

突然ですが、牛を育てることにしました

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千葉県香取市の越川ファームさんにお邪魔し、有望な子牛の中から1頭選んできました。私が関わる以上、もちろん目標は日本一。全国の牛のトップに立つべく、本気で牛を育てます。

なぜ、島田慎二が牛を育てるのか?

みなさん「また島田が突拍子もないことを始めたよ」とお思いでしょう。それともそろそろ慣れてしまったでしょうか。

もちろん、ただの趣味で牛を育てようと思ったわけではありません。
先日、農業・畜産業関係の場で講演会を終えた後。東日本産直ビーフ研究会様が千葉ジェッツのサプライヤーである縁で、関係者の方々とお話していたときのことです。

今年の台風被害で、千葉の農業・畜産業は大きな打撃を受けた。島田さん、何か策はありませんか……

台風15号・19号による千葉県の農林水産業への被害は450億円以上にのぼると発表されています。もちろん国や自治体による支援も行われる予定ではありますが、すぐにダメージを回復することはできません。今後長い時間をかけ、みんなで支援していかなくてはいけない。

数分の立ち話でしたが、すぐに閃きました。

わかりました。私が牛を1頭買いますから、その牛を育てていく過程を発信しましょう

「牛を育て、発信する」という支援

私は、復興支援に少しでも貢献できればと思い寄付やボランティア活動に参加してきました。しかし、こういった話の流れになったのも。自分なりに、自分のできることを考えた結果、実際に牛を1頭購入し、継続的に千葉の畜産について発信していくことが大きな支援につながると考えたのです。

台風被害のあった年に生まれた千葉の牛を約2年育て、日本食肉格付協会の格付けで最高のA5ランクを獲る。その過程を発信することで、みなさんに千葉の農業・畜産業の現状を知ってもらう。親しんでもらう。これが私なりの支援のひとつの形です。

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とはいえ私は全くの素人。候補の牛を10頭選んでもらい、このプロジェクトの主役となる牛を対面して選ぶことにしました。

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牛のリストと、候補の牛たちを交互に見ていると、またも閃きました。

「この牛……誕生日が令和1年5月29日ですね。GO!肉!この子でいきましょう!

しょうもないシャレのようですが、この牛が候補牛10頭の中でも血統的に特に有望だというのです。こういう偶然が重なっていくのが縁だと思います。

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「君に決めた!」と指差す私と、元気が良すぎてブレブレの牛。

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結局、東日本産直ビーフ研究会会長の岩渕さんたちに助けていただき、記念撮影。

これから、"シマちゃん"と名付けたこの牛の成長を不定期にお伝えしていきます。よろしくお願いします。

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