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今年もBリーグ新人選手研修を実施しています

昨日からスタートしたりそなグループ Bリーグ2024-25シーズンの新人選手研修。B123名、B2 12名、B3 9名計44名に参加していただきました。また、Bリーグのパートナーでもあります株式会社アーシャルデザインさまにサポートいただいております。1週間ほど続きますが、毎年恒例の冒頭挨拶をしています。

まずは、ちょっとピリッとする話。過去の研修みていて、真剣に臨んでいる選手と未来結果を出す選手の因果関係が高いという都市伝説のような話をしています。その後、断然メモをとる選手が増えました笑 また、とんでもない確率でBリーグの選手になったことに対する敬意と歓迎。日本の全学生の中で東大受験に受かるよりも確率的にはるかに狭き門を潜り抜けてきたという話。

そして、テッパンのイチロー、カズの若かりし頃の伝説ストーリーで視座を上げることの重要性を説いています。ここからが本番、2つほど話しました。

1つめは、現役生活はあっという間にすぎるという話。千葉ジェッツ時代の例をだして、30台後半までプレーをできるかもしれないが、身体が動けて高いパフォーマンスを披露できるのは、ざっくり10年くらい。バスケが盛り上がれば若い世代の選手からの突き上げもくらい、押し出されて引退を決断せざるを得ないかもしれない。

だからこそ、現役生活を大切にしてほしい。特に、若いうちにどれだけ高い視座で日々自身を高めることが出来るかが重要。また、引退した後のほうが、人生は長い。今から将来展望は考えた方が良い。考えることで見えてくるもの、学ぶべきことも明確になり、現役生活の過ごし方も変わりますと。

もうひとつは、自身の報酬を上げたいのなら、プレイヤーとしてのスキルを上げて、チームを勝たせる選手になることはもちろんのこと、それだけでは足りない。プロである以上、応援したくなる、観たくなる選手にならなくてはなりません。ただバスケが上手いだけならアマチュア。このステージに立っているみんな上手い選手が集まっているのだから、差別化の意味でもここは大切です。

だからこそ、ファンサービス、スポンサーさまとの向き合い、所属クラブとの関わり方など大切にしてほしいと。それが人間性の評価になり、応援されたり、現役を長く続ける上でも重要なことに繋がっていくと確信していますと。

「未来を見据えて、現役生活の短さをイメージして、若いうちから日々精進して、周りのサポートしていただいている方々への感謝と向き合いを大切に、頑張ってください。クラブとリーグ、もちろん選手の皆さんは、私たちの仲間です。素晴らしい現役生活、人生になることを心から願っています」と結んでいます。

若い選手たちが大きく羽ばたいてくれることを心から願っています。

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