バスケで日本を元気にするため、【BASKETBALL ACTION 2020】プロジェクトを立ち上げました

真の"ALL BASKETBALL"を目指しての記事でお伝えしたように、日本バスケットボール界は真の"ALL BASKETBALL"を目指し動き始めています。

バスケ界が一眼となり、「する」バスケ、「観る」バスケ、それぞれの軸で新しい体験を生み出していくプロジェクトが【BASKETBALL ACTION 2020】です。

BASKETBALL ACTION 2020

そしてその第一弾イベントが、8月16日（日）に国立代々木競技場第一体育館で行われるBASKETBALL ACTION 2020 SHOW CASE。男子車いすバスケのデモンストレーション・タイムトライアルに加え、3x3の男女代表・5人制バスケの男女代表がそれぞれ試合を行います。

Bリーグだけ、男子だけ、5人制だけ、ではなく、真のオールバスケに向かうために、さまざまなカテゴリの試合を行うことにしました。

リモートマッチでの開催となりますが、このイベントの様子はバスケットLIVEで生中継されます。バスケットボールに飢えているみなさんに、代表選手同士の白熱した試合をお見せできればと思っています。

代表選手同士の紅白戦のような試合になりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で練習ができていないなどの事情で、コンディションのバラつきがあります。選手には、今回のイベントに参加できないからといって今後の代表選考に悪い影響はないと伝えております。出場しない＝代表落選ということでもありませんので、ファンのみなさんには純粋にこの試合を楽しんでいただければと思います。

全国学生フリースローチャレンジ

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、学生バスケ界にも影響を及ぼしています。目標にしていた大会の中止を余儀なくされた小・中・高校生プレーヤーたち。全国学生フリースローチャレンジは、オンラインでフリースロー成功数を競ってもらう大会です。

もちろん通常のバスケットボールのルールとはまったく違うゲームですが、全国のバスケットボールをプレーする仲間たちと、1つの目標に対して競い合える機会を作れればと。「小学生チームが高校生チームを倒して優勝」なんてこともありえるわけですから、普段とは別のモチベーションをもって、楽しんで参加してほしいと思います。

「する」バスケ

現在、"Bリーグドリル"の開発を進めています。「ここからここまでドリブル」「ここでシュート」というような映像を床に投影することで、楽しみながらバスケの上達に繋げられるスキルドリルです。子どもたちを中心に、バスケットボールとの距離感を縮めるために役立てたいと考えています。2020年中にリリースする目標です。

また、Bリーグでは以前からB.LEAGUE Hopeとして社会貢献活動を行っています。台風や豪雨での災害が立て続けに起こりましたし、2021年で東日本大震災から10年となります。復興支援活動にさらに力を入れていきます。

その中で、トップ選手によるバスケットカウンセリングや、トレーナーによるクリニックをリモートで行うという取り組みも強化していきます。まだオフラインでの活動が制限される中、テクノロジーの力を使いながら、リモートで行える取り組みはまだまだあるのではないでしょうか。

さらに、競技者向けのアプリ開発も進めています。選手だけでなく、コーチやレフェリーの発掘・育成のため、サポート動画配信などさまざまな助けになる内容を盛り込みます。

「観る」バスケ

今回の記者会見には、Bリーグのトップパートナーである、ソフトバンク株式会社の代表取締役副社長執行役員 兼 COO、榛葉淳様にもご登壇いただきました。

新しい観戦体験を提供すべく、まずバスケットLIVEのBリーグ試合映像を強化します。B1はCG表現をリッチ化（選手プロフィールやスタッツを適時挿入する等）、B2はカメラ台数を1台から2台へ増やし、スロー映像・実況を追加します。
この件は、それぞれのクラブのブースターの方々から大きな喜びのリアクションをいただきました。パワーアップしたバスケットLIVEの中継で、バスケットボールを大いに楽しんでいただきたいです。

そして、バスケットLIVEだけではなくYahoo! JAPANのスポーツナビでもB1・B2全試合を中継していただけることになりました。月間8000万人以上が利用する巨大サイトでバスケットボールの試合に触れていただけるというのは、本当にとてつもないことです。

また、ソフトバンク様と協力し、5Gなどテクノロジーをさらに活用していきます。VR・マルチアングル・複数試合の同時視聴。応援機能や、ユーザーが双方向にコミュニケーションを取りながら試合観戦できる機能などを提供していきます。

バスケ界の新しいムーブメントはまだ始まったばかりです。"オールバスケ"にはファン・ブースターのみなさんも含まれています。みなさんのお力も借りながら、バスケ界をさらに盛り上げていきたいと思っています！