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短歌

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2024年5月の記事一覧

采の一振り

✅鏡のある都市、「テクストへあつめられる(わたし)は演出されるのだが、

外へ。自己への現前を求めようと内面への回帰は仮象のうちで演じられる。テクストは最後まで「ドラマ」のように演出されており、匣を復元しながら決着の際の稜ー現在形で表現される「わたし」ーは、統御の錯覚をもつ法でしか許されないだろう。

✅ふられた賽(采)、のへやへもどるしか並べられた人をつらぬく糸、へ
夜。迷路のような都会へ繰り

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う、み、

はは、は、ゆばりの、のちにいる、(のです。エピローグはすでにうみ、を失い。

はは、は「のち」にいるのです。
遠州灘へ、すなわち、ははの「ゆばり」が、はは、に先立ち「のち」の「うみ」、を希釈する。
はは、のエピローグを開始するため、その背後に展開する胡乱な出来事が錯綜する。「うみ」、へ回帰するために、細く曲がる槙の木の道、のさきへ、防潮堤に遮られ、「うみ」、を失いました。「はは」のうみ、は生き残る

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は、は、の、う、み「が、

はは、は、ゆばりの、のちにいる、(のです。エピローグはすでにうみ、を失い。

はは、は「のち」にいるのです。
遠州灘へ、すなわち、ははの「ゆばり」が、はは、に先立ち「のち」の「うみ」、を希釈する。
はは、のエピローグを開始するため、その背後に展開する胡乱な出来事が錯綜する。「うみ」、へ回帰するために、細く曲がる槙の木の道、のさきへ、防潮堤に遮られ、「うみ」、を失いました。「はは」のうみ、は生き残る

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