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「Gimlet」というカクテル

今回初めて動画投稿というものをしてみました

記念すべき第一回目は「Gimlet」というカクテルを選びました

これは自分が初めてBarでいただいたカクテルでもあるのです


まだサービスマンとしても駆け出しのころ

当時は給料も高くなく寮住まいをしていて

それでも駅から寮に帰るまでの間に気になるお店があったのです

看板には「Bar」の文字

同じ寮住まいの先輩に聞くところによると

(今では時代錯誤ではあるのですが)

「"あちらのお客様からです"といってお酒が出てきそうなバー」と

先輩はおっしゃっていました

社会人2年目を迎えたある初夏の給料日に勇気を出してその扉をくぐり

最初にオーダーしたお酒が「Gimlet」だったのです

本で読んだ知識で名前だけ知っていたそのカクテル

鮮やかな手際で逆三角形のグラスに注がれる白銀の液体

まだ小僧だった自分にはとても輝いて見えました

その日は数杯頂いて帰路につき後日改めてお伺いしたところ

席に着くなりバーテンダーの方が

「今日も最初はギムレットでよろしいですか」

と優しく声をかけてくださいました

自分はそれが凄く嬉しくぜひお願いしますと頭を下げ

またキラキラとしたカクテルを美味しくいただきました

それ以来「Gimlet」は今でも大好きなカクテルです

そしてその出来事がバーテンダーを目指すきっかけにもなりました


さて今回動画で上げた「Gimlet」というカクテルですが自分は

・タンカレー 45ml

・フレッシュライムジュース 15ml

・コアントロー 10dash

・シュガーシロップ 1/2tsp.

というレシピでお作りしてます

タンカレーはしっかりとした味わいのそれでいてカクテルにすると

フルーティーなニュアンスも併せ持つジンだと思っております

自分はほとんどのジンベースのカクテルはこのタンカレーを愛用しております

ライムは丸っこくてデコボコの少ない重量感のあるものを八百屋に出向き選び

薄皮には油分が含まれていてそれが苦みの原因にもなりますから

薄皮を剥いてから房をつぶさないようにもむように柔らかく搾り

ジュースを作っております

シロップの他にコアントローで甘みをつけるのはその方が

柑橘の柔らかさも甘みの中に加えることができるからです

これらを合わせてシェイクし茶こしで細かく砕かれた氷を濾しながら

カクテルグラスに注ぎます

砕氷が入るとそれが溶けたときに味がぼやけてしまうので…

その砕けた氷のシャリシャリ感が好きなお客様も中にはいらっしゃるのですが

そこは臨機応変に対応いたします

どうぞこちらから動画もご覧ください
https://youtu.be/JSUz1qDb8iI

さて今回は「Gimlet」のご紹介でしたが次回はいかがいたしましょうか

また近いうちに更新したいと思います

どうぞよろしくお願いいたします

"さあ今夜もおいしいお酒のお手伝いを"



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