【R15】長編サスペンス小説　木苺ガールズロッククラブ　登場人物紹介　2

【あらすじ】
　父親から虐待されているるり子、代理ミュンヒハウゼン症候群の母に毒物を盛られ続ける繭、両親を亡くし、子タレの妹に奴隷のごとくこき使われるサキ。三人の女子高校生は十二歳のときに、ある組織に監禁されたことから友達になり、木イチゴ城と呼ばれる渋谷のボロアパートを根城にその組織からせしめた顧客名簿を使って恐喝をしているが、客を装って現れた不良警官の高村という男に脅されて管理されるようになる。
　ある日、名簿の顧客リストから営業をかけた石塚という男が、浴室で急死してしまう。翌朝、石塚の子飼いである吉村という男も不審死を遂げる。三人は石塚が持っていた一億円相当の手形の命がけの争奪戦に巻き込まれてしまい……。

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木苺ガールズロッククラブ (耽溺Novels)

サキ

本名はさつき。
年齢は18歳。
三人のなかでは、カネ担当。
長身の美女で、女子アナの誰かに似ているらしい。
母は元アイドル歌手、父は空間プロデューサー。
両親は、経営していたレストランバーの負債が嵩んだところを、家族のように親しくしていた売れない役者の山根に支払いに回すための手形を持ち逃げされ、自殺。
小学校六年生の妹の水那はチャイルドタレントで、妹に奴隷のようにこき使われている。
妹の芸名がさつきなので、サキと呼ばれている。
借金苦により服が買えないので、母の形見の高級ブランドのスーツと、父の形見のやたらと水をはじくトレンチコートを愛用している。

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