口呼吸が発達障害に繋がる理由
人間本来鼻で呼吸をする事が基本となりますが、まれに鼻で呼吸が出来ず口で呼吸する人がいます。
いや…最近は「まれ」ではなくかなり多くの人が口呼吸です。
口呼吸は良くないと聞いた事はあるという方は多いと思います。
毎年冬になると、「口呼吸をしている人はインフルエンザウイルスが身体に入りやすくなるから鼻呼吸しましょう」
と言っているメディアが多いからです。
確かにウイルス等が入ってきてしまうという事は合っていますが
もっと重大な事があるのです。
私たちは酸素を吸い脳に酸素を届けているのですが、口呼吸だとその酸素が脳にあまり届かなくなります。
すると脳の働きは弱くなり、「ブレインフォグ」といって頭がぼーっとしている状態になります。※これは子供だけでなく大人も同じ
すると「無気力」「イライラ」「癇癪」「疲労感」「不眠」等々
様々な事が起きます。
この状態で学校に行き勉強しなさいなんて難しいですよね?
大人でも徹夜明けで
「100%のパフォーマンスで仕事をこなしてください」
なんて難しいですよね?
僕が見てきた、発達障害(ADHD)と診断された子達は9割は口呼吸でした。
そしてドアを静かに閉められない or 閉めることが頭にない
これは以前の投稿でも書いてありますが脳のアウトプット量がオーバーしているため考える能力が弱くなっている状態です。
このように、呼吸を改善したり、栄養、運動、行動療法で改善出来る可能性があるのに薬で反応を抑えてしまうと
インフルエンザ脳症の様に副作用に苦しむ子も増えてしまう可能性もあるかも…しれません
パーソナルトレーニングはダイエットのためと考える方が多いですが、人間は運動・栄養・行動によって大体の不調は改善する事が出来ます。 ※医療を否定している訳ではないですよ
なのでまず身体に不調が現れたら運動指導をする方に相談でき、もっとトレーナーが医療と連携できる世の中になるのが理想的だと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?