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vol.1 はじめの一歩 就活応援!!

Michaelです。

就職活動では、どの企業からも自己分析をどれだけやったかを問われます。
今回は“就活応援!!”と題してみました。
就活でどう考え、アプローチしていけば良いのかを一緒に考えていきましょう!

今回は第一弾、就職活動の軸の定め方についてです。
同時に、根拠や影響を受けたものなども紹介していきたいと思います。

圧倒的な成長を目指す

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就職活動の軸

私の現在の就職活動の軸は「圧倒的成長が出来る環境・チャンスがあるかどうか」です。

言葉にすればあっさりとしたことなのですが、よくよく考えてみると、「成長って何ついて?」「圧倒的って具体的には?」「成長出来るチャンスって具体的に?」
いわゆる「深堀り」が出来る内容が沢山あることに気付けます。

ここをしっかりと詰められているかが、面接やちょっとした会話の時に差がつきます!
支援して頂いてる採用コンサルタントの方が沢山突いてくることなので、軸を深化させることがまずやるべきことだと思います!

まずは、この深堀りから今の自分を振り返りたいと思います。

ビジョンを立てる

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まず、何故成長をチョイスしたのか。それは5年後に対するビジョンがあるからです。
ビジョンとは、自分がX年後にどういう姿でありたいか、ということだと私は捉えています。

その為、〜を出来ているようにする!等の具体性よりも、抽象度が高い目標で良いのではないかと思っています。

「20代後半、転職をしようと思った時、業界・業種を問わず、自分の人間的価値を認められ、どこからも欲しがられる人材になりたい。」

これが私のビジョンです。

私は、かつて属していたサークルの同期と就活の話をするときに「ビジョンなんて湧かない」という悩みを聞くのですが、ここで自分がビジョンを深化するにあたって重要視したプロセスを載せてみます。
参考にしてみてください!

①何年後の話をするか
②どんな状況下か
③どんな姿・価値か

この順序で軸を深化させるのが良いのではないかと思います!

どういうことか、一つずつ説明していきます。

①何年後の話をするか
まずスケールが大切だと思います。どこの時点で目指すビジョンなのか、それを明らかにする方が自分としてもイメージが湧きやすいと思います。
また、何年後と具体的に立てるとき、自分が参考にしてることがあります。あくまで個人的な見解なので正解ではありませんので、ご注意ください!

ある企業の方から伺った話なのですが、いま働いてる社会人でも4年後は読めないそうです。
逆に言えば、企業もそれ以上深いことは求められないということです。
だからこそ、ビジョンに具体性は求められていません。どこに向かって働いているのか明らかにすること、それが大事だと思っています。

②どんな状況下か
いくら具体性は重要ではない、と言っても「ビッグな存在になる!」のように、じゃあそれはどういうビッグなのか分からないものでは、企業の人から詰められること山の如しです。

そこで提案するのが、どういう時に見えるビジョンなのかを、明らかにすることです。
私のビジョンで言えば、“転職する時に”という自分がアクションを起こす時の具体的な条件を示しています。このような面接官にイメージをさせる工夫が大事かなと思います。

③どんな姿・価値か
これは言葉の通りです。割愛します。

自分の軸と企業

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自分の軸を持っていて、なぜその企業に入社することを望むのか。連関が必要だと思います。

しかし、勘違いしてはいけないことは、自分を殺して企業に合わせることを勧めているわけではありません。

企業の説明会に行ってとても納得した例えがありました。厳密な引用ではありませんが、載せてみます。

就活はあくまで入り口です。例えるなら陸上競技の100m、ハードル、1500mなど色々ある中で、どれに出るかのエントリーです。長距離が得意なのに無理して短距離に出ても、真価は発揮できません。

たしかにその通りだなと納得したのを今でも覚えています。
しかし、企業の人もお金を払って新しい仲間を引き入れる訳です。
なにをしたいのか、なにが出来るのか分からない人を入れるより、これをやりたい!と意思を持っている人と働きたいと思うのは道理ではないでしょうか。

自分を振り返る

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ここまでいかにして漠然とあるイメージを形にするか、を考えて来ました。
次に大切なことは形にした自分が本当に自分なのか、という確認です。

意外とこの段階を飛ばして話してしまう人が、集団選考などを見ていると多いように感じます。なので大切にした方がよいポイントなのかなと思います。

よくありがちな事として、本当にしたいことをオブラートに包むあまり、たどり着いた軸やビジョンが自分のやりたいことからかけ離れてる場合があります。
お金が欲しい、起業したいなどの希望は印象が悪いかもしれないと避けてしまうことがこの問題に直結することが多いと思います。

私はこのジレンマを解決する為にしていることがあります。それは過去の原体験のような事例と結び付けて話すことです。

お金を稼ぎたい、と説明なく話すことをすれば、お金が目的か、と思われる可能性もあります。何故そう思ったのかを大切にする、説得力を持たせる為の原体験です。

「自分が子供の頃、親に不自由なく生活させてもらっていて感謝しているから、そういった家庭を築く為にお金を稼ぎたい」という原体験があれば、今の自分を形成してるものが何なのかを伝えられると共に、企業側にもなりたい自分の像を伝えられます。

かつて企業で事業を立ち上げ、採用も1人で行っていた父が、このように言っていました。

人は、叶えたい未来の為に働き、過去を原動力として、いまがある。
だから質問で、その人がどういう人生に生きているのかを聞けば私(採用する側)と合うか合わないかが分かるよ。

一見、意味のないような質問も過去を聞くことも、本当になりたい姿と合致しているかを確認しているのだと分かると受け答えも変わってくるのではないでしょうか。

自己PRも過去の経験もガクチカも、本人の本質と合致しているのかどうかを確認していたのだと知りました。

採用する側に立つ

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軸や自己PRを話す時、大切なことは自己満足で話さないということです。
就職活動は、こちらが企業を選ぶ活動でもありますが、企業が私たちを選ぶ側でもあります。

自分のアピールをすることも大切ですが、取りたくなる人材はどういう人なのか、と考えて動く・話すことは実は一番大切なのではないかと思います。

著D・カーネギーの『人を動かす』のpart1人を動かす三原則に、人の立場に身を置くという節があります。
人の心を動かすためには、相手が欲しがっているものを知り、理解をして、自分がそれにどれだけ寄与出来るかを話すことが大切だと書かれています。

当たり前なように見えて、意外と難しいことですが、心に置いておくだけで答え方も自ずと変わってくると思います。

最後に

就活をしていると、やはり心は疲れます。いくら自分のアピールと言っても、お祈りされた時や先が見えない時、不安になると思います。
でもそんな時こそ自分と向き合うべきです。

何故苦しいのか、何が嫌なのか、いまその嫌なことに対しての動きは最善なのか。

私は漠然としたことに不安を覚えるタイプなので、とにかくやれることをするようにしています。皆さんも、モヤモヤの対象を少し踏み込んで考えてみることが、前向きになれるきっかけを作るかもしれません。

就職活動はマッチングです。
就活を始めて間もない頃、採用している人事の方何名かに遠慮なく何故人を落とすのか聞いたところ、ポテンシャルではなく自社に合わないから落とす、という回答が多くありました。

お祈りされると自分の価値を否定されたような気持ちになりますが、そこと無関係の部分の評価だったりするのです。

望まない結果だとしても、そこからまた次に進めるか、修羅場を超えた数がその人の強みになることを実感しています。一踏ん張り頑張りましょう。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!良ければスキやフォローをして頂けると幸いです。

特に本記事では就活生に向けて書いたつもりです、思ったことや感じたこと、経験を書いて頂けると筆者も嬉しいです。