Toshiya Tanaka

都内の大学生。アウトプットの練習、思ったことを書き連ねる場所。

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建築史は社会に何ができるか

※大学のレポートで製作した文章です。  建築雑誌2007年5月号の特集「建築史は社会に何ができるか」に寄稿されている各建築史研究者の原稿によれば、建築史の活動は大きく3つに分類できる。根底にある「調査」と、その上にある「保存」と「叙述」だ。そして、それらの活動について、以下の5つの社会的な役割が期待できる。 1. 歴史的に価値のある建築物を保存すること。(保存) 2. 保存活動を通じて地域のコミュニティを活性化すること。(保存) 3. 人間のアイデンティティとして建築を捉

    • 『ランドスケープ・デザインにおける「枯山水」の考察』を読んで

      これは大学の授業で作成したレポート課題を元に作成した枯山水に対する記事です。枯山水に対する私の個人的な「なぜ水で表現しないのか」という問いに対して非常に的確かつわかりやすく説明してくれている論文がございましたので、その論文の読解と枯山水に対する再認識を書きました。 1. 動機 池や遺水などの水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式を「枯山水」という。しかし、なぜ普通の庭ではいけないのか。 もちろん、水のないところに作庭できるという利点は理解している。しかし、

      • Noteはじめます

        どうも。Noteはじめました。 私は情報を記述することや、誰かに上手に伝達するという技術にたけた人間ではありませんので、特に意味のあるようなことや価値のあるようなことが自分に記述できるとは思いません。そのため、主に私自身のために色々と言葉を連ねていければと思っております。 自分のためと言いますと、そもそもなんで公開するのか、という問いに当たりますが、それはNoteというプラットフォームにあるコメント機能に、何かしら外部的な知見を期待するからです。 自身の感じたことや考え

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