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海外では牡蠣って食べるの?<アメリカ編1>

牡蠣はアメリカで100年以上前から
愛されている食材であり、
様々な調理法で楽しまれています。

生牡蠣を食べ始めたのも
日本よりアメリカのほうが先
で、
オイスターバーもずっと早くに
登場していました。


そんなアメリカで人気の牡蠣の品種の一つに
「クマモトオイスター」と呼ばれる
高級牡蠣があります。

その名の通りクマモトオイスターは
もともと熊本県周辺の有明海で獲れていた
「シカメガキ」という種類の牡蠣
ですが、

現在アメリカで食べられている
クマモトオイスターは熊本産ではなく、
多くがアメリカ国内で養殖されたものです。

その歴史は第二次世界大戦後までさかのぼり、
当時の熊本県でマガキの輸出作業中に
一回り小さなサイズの牡蠣が見つかりました。

これこそがシカメガキで、
アメリカでは小ぶりな牡蠣が好まれることから
シカメガキを中心に輸出を行った
ところ、
大ヒットとなったのです。

その後はアメリカが独自で養殖を行い、
現在のクマモトオイスターが誕生。

日本でオイスターバーが流行すると同時に
逆輸入されるようにもなっています。


クマモトオイスターの小粒な身に詰まった
濃厚な旨みを一口で味わうのが
アメリカでのメジャーな食べ方
です。

そのほかにもグリルやパン・ロースト、
ショットグラスで楽しむオイスターショットなど
実に様々な調理法でアレンジされています。

アメリカを旅する機会があったら、
ぜひアメリカ流の楽しみ方で
クマモトオイスターを味わってみたいですね。

↓↓<アメリカ編2>はこちら↓↓





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