🍇各　地獄編　「色情地獄」catorce

私は、長い間寿司の職人として生きてきましたが、本当に、生きた魚を活き造りにしたり、生きた魚をさばいて洗いにしてみたり、生きているカニを食べやすいようにさばいてお皿に飾ったりしてきました。やっぱり、魚の供養をした方が良いといつも思っていました。魚をさばいて、自分の生活を支えてきたのですから、当然、魚🐡の供養はしなければいけないと思い、今度、幸福の科学の精舎（福岡正心館）で供養をさせていただきます。

大川隆法総裁先生　書籍・不動心　参照です。

色情霊　

「悪霊たちは、自分の自由性を誤って使った者たちだ」ということを述べましたが、色情霊もそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人間が何を思うかは自由ですし、仏が男女を分けた以上、男性が女性をよく思い、女性が男性をよく思うことは真実の心情だと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

しかし、これも、思いのコントロールの仕方によって、善にも悪にもなるのです。結婚という制度によって男女の規律が守られているように、男女間の性的な論理には排他性があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これは、一緒に家庭を作り、そのなかでユートピアを築いていこうとしている男女の結びつきを、仏は非常に期待し、その幸福を祈っているからです。しかし、男女が単に肉体の本能のままに動いたときには、大きな反作用が生まれてきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

本来、男女は「家庭ユートピアを築いていく」という使命を持っているにもかかわらず、肉の欲、目の欲に応じて、さまざまな異性に心を寄せ、行動して行く場合があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これがなぜいけないかといえば、結局、「家庭をはぐくんで、ユートピアずくりをしていく」という思想に合わず、ユートピアの核としての家庭づくりに反することになるからです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

複雑な事情がある場合もあるため、一概には言えない面もありがすが、大切なのは、相手への愛があったうえで、性的な衝動を晴らそうとしているか、それとも、まったく愛がないのに、そうしようとしているかということです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これが人間と動物との違いです。人間が人間であること自体のなかに、そうした規律、内的な自覚があるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仏は人間に、羞恥心、恥ずかしいという気持ちを与えましたが、羞恥心がなぜ必要なのかを考えてみてください。女性は羞恥心が非常に強いわけですが、これは結局、女性を堕落させないために仏が与えた安全弁なのです。　

また、女性だけでなく、男性にも羞恥心があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特に青少年にはそれが非常に強くあって、「人に知られたら恥ずかしい」という思いによって、悪しき行いを自粛することがあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このように、羞恥心が人間を堕落から救っているのですが、これが根源的な感情であることは事実です。この感情が魂の属性としてあること自体が、人間に一定の規律を要求していると見てよいのです。

結局、色情関係というものが、なぜ自由に許されていないのかといえば、恥ずかしいという羞恥の感情が、魂そのものの属性としてあることに原因が求められます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

すなわち、仏がそうした感情を予定していることに第一原因が認められるのです。それでは、なぜ男女の性の営みがあるのでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　それは、人間には非常に弱い面があるからです。　　　　　　　　　　　　　　　　　人間がこの世で生きていくにあたって、ぎすぎすした毎日であっては、この世が　”砂漠”　になってしまい、人間は疲れ果ててしまいます。

そのため、仏は人間に一定の喜び、快楽というものを与えました。　　　　これが男女の性の営みです。これは慈悲として与えられたもの、慈悲として許されているものなのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ところが、人間はこれにのめり込んでいくと、向上心、高邁な理想といったものを失って、しだいに堕落していきます。

古くから女性に対するタブーは数多くありますが、それは、それらが健全な青少年たちを迷わせることが多かったことに起因しているのです。　　　　　この世に人間として生まれた以上、異性への関心や興味をまったく否定することはできませんが、魂のなかに一定の調整原理、調節原理があることを知らなくてはなりません。

こうした魂の本性に背いたかたちでの自由性の発揮は、結局、それ相応の反作用を受け、色情霊となって地獄で苦しむことになるのです。　　　　　　　　　　　　　　色情霊となった者たちは、その思いを晴らすために、地上にいる人たちに憑依して、彼らを迷わそうとします。これが歓楽街などによくある情景です。

普通の状態であれば、理性的に生きていて、色情霊を寄せつけない人が、会社が退けてから同僚たちと酒を飲んでいるうちに、しだいに理性がマヒして、感性のままに動きはじめます。

そして、ネオンが恋しくなり、ちまたを歩くうちに、色情霊たちにそそのかされて、自分もそうした輩になり下がる場合が数多くあるのです。　　　　

結局、色情関係でつまずく人は、理性のところにひずみがあるのです。　　理性の部分がしかっりしていれば、そうしたことはありません。　　　　　　この部分が大事です。色情問題に関しては、理性をしっかり身につけるということに、一つの解決方法があるのです。

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。