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InstagramPR案件の選び方


※2020/10/30 追記しました。

こんにちは。
Instagramで月収8桁を達成したせっちゃん(@100yenshoplove)です。

今回はInstagramを運営されている方が気になっているPR案件について簡単に説明したいと思います。
と言っても、PR案件の中身や金額そのものではなく、私がPR案件を受ける会社の基準についての簡単な説明になります。

Instagramで(というより全てのSNSにおいて)ある程度フォロワー数が増えてきたらDMでPR案件のお誘いが来るようになります。


もちろん様々なジャンルの仕事の依頼がくるのはいいことですが、中にはあまりお勧めできないPR会社もあるのも事実です。

今まで数々のPR案件を受けてきた私が(失敗も多々ありました…)、どのように会社を選ぶ判断をしているのか下記にまとめました。




担当者の話し方が丁寧か


これはビジネスとしてまず初歩の初歩なのですが、相手が対個人であると急にフランクな文章で提案をしてくる担当者の方がいます。
もちろんある程度仕事のやり取りをして距離が縮まるのはいいことなのですが、最初からあまりくだけた話し方なのは今後のお付き合いを考えるとNGです。

ちなみに、DMではなくLINEでやりとりするケースは大手上場企業でもあることなので、LINEでの連絡を求められたからといって一概によくないとは言えません。見るべきは連絡手段ではなく中身です。

それからこちらの都合おかまいなしに話を進めようとする相手ももちろん要注意です…。
(フィード投稿を強要する、法律などを無視したPR方法を勧めてくる、など)

とにかくビジネスメールの基本のやりとりができない時点で、案件を受けるのはやめておいた方が無難です。


明らかに話し方がおかしい例↓




管理画面の有無

PR案件は大まかに二つに分けて、固定報酬型成果報酬型の2種類があるのですが、成果報酬型の場合たいていのケースは管理画面と呼ばれるツールで自分の売り上げがリアルタイムでわかるようになっています。

管理画面の例↓


ですが、この管理画面を用意していない会社、もしくは用意されているけれどもリアルタイムではなく数日後や日付が変わるタイミングで反映される管理画面の場合は、数字がごまかされてしまうケースも中にはあります。(全部がそうであるわけではないですが…)

私が成果数を書き換えられていたケースは、リアルタイムで数値が反映するのではなく、後日担当者が成果数をスクリーンショットで送って報告がくるというものだったのですが、見事に数がピンハネされていました。このケースについては担当者とやり取りを行い、相手が事実を認めたため解決しています。

指摘後訂正された例↓






法人ではなく個人事業主として活動している会社

これは絶対にそうであるとは言い切れないのですが、最近は個人でPR案件を取り扱っている個人事業主の方もいます。もちろん全員が全員悪質な個人事業主というわけではありません。長く取引をさせて頂いている個人事業主の方もいます。

しかし、法人に比べて初めのうち個人の信用度が少ないのはある程度仕方のないことでもあります。
法人名ではなく個人名で営業DMが来た場合は、きちんと信用できる相手かどうか、何度もやり取りをして確認してください。






単価の交渉を受け付けない、もしくは単価の交渉にすぐに応じる

成果報酬にしろ、固定報酬にしろ、InstagramのPR案件は交渉ありきである場合がほとんどです。
そして矛盾しているかもしれませんが、単価の交渉を全く受け付けないケース、もしくは単価の交渉をすぐに受け入れる(相談する間もなく即答する)相手もかなり怪しいです。
相手の言い値をすぐに飲むのではなく、適正な金額をまずは交渉して相手の反応をよくみてください。

こちらの提案に即答過ぎる例↓






会社のホームページがない、もしくはあっても中身がほとんどない

SNSのPR案件を取り扱っているにもかかわらず、自社のホームページがない相手が怪しいのはもちろんです。
しかし仮にホームページがあったとしても中身が空っぽのケースもよくありますので、トップページだけではなく隅々まで確認されてください。
住所もチェックしてグーグルマップで外観も確認してみてください。
できればプライバシーマークがあるような大手が理想です(だいぶ限られてきますが…)
どうしてもホームページがないということであれば、帝国データバンクで実在する会社なのかどうかをチェックしてみてください。

※プライバシーマーク→個人情報の取扱いが適切であるかの評価基準を満たした会社に与えられるもの





名刺、登記簿謄本の提示を拒まれる

BtoB(企業対企業)のやり取りの場合は、飛び込み営業であったとしても名刺交換から始まるのがスタンダードですが、SNSのPR案件依頼の場合なぜか名刺情報を出すのを嫌がる担当者がいます。

リアルで考えるとまず名刺を先に出すべきは相手のはずで、そこで既におかしい話なのですが目先のPR案件の金額に目がいってしまい、そこをスルーしてしまうと後で大変な事になるケースも…会社情報を出すのを渋る相手はかなり怪しいです。





DMの返信が遅い

これはもう言うまでもありませんが、意外と多いケースです。今まで普通にやり取りをしていたのに急に連絡が途切れ、一ヶ月後に普通にまた再開されたりすることもよくあります。

事情があって遅れるケースはもちろんあると思いますが、あまりにも間隔が開きすぎる相手とは仕事は一緒にできません…。




おわりに、SNSのPR案件はいきなりDMで勧誘がくることがほとんどで、そしてインフルエンサーという立場を目指していると初期の頃はつい安易に引き受けてしまいがちです。

しかし自分が一生懸命育てたアカウントを決して質の低いPR案件で無駄遣いすることがないよう、また信頼のおけない相手に個人情報を渡すことがないよう、見極めはしっかり行ってくださいね。

そして、どうしても決断できず最終的に判断に迷った場合は、その案件は断るのことをお勧めします。
なぜなら、本当に安心してやりとりできる相手であれば、そもそも最初のDMのやりとりの段階であなたを不安にさせることはないからです…。

ちなみに私自身は今やり取りを継続している企業の数は5社のみです。


みなさんにも一緒に成長できるいいパートナーが見つかりますように!



※追記(2020.10.30) 

振込口座について

Instagramを本業としてからは、これまでにはなかったような大きな案件も依頼がくるようになりました。

そこでお仕事をさせていただく相手企業が信頼できるか分かりやすい指標だなと感じたことのひとつが、相手が大手企業や信用のおける企業だった場合【振込口座を確認する】ということです。

例えば下記のようなものが事例になります。

このように、こちらが法人であるか個人であるかを確認する企業とは、もれなく信用できるお仕事をさせていただきました。また税込み報酬やもしくは源泉徴収について触れることも多かったです。

ですので、先に相手側からその件について伝えていただければいいのですが、こちらから先に【法人口座でも振込可能か】もしくは【こちらが法人でも取引可能か】といった風に尋ねてもいいかもしれません。

その回答によって安心して取引できるかどうか判断できますよね。

ちなみにテレビ局や新聞社、大手の広告代理店などはすべて相手側からこういった内容を提示してきたので参考にしてみてください。




2021.07.11 追記

ASPの情報漏洩について


自身の情報や手法、獲得した件数などを他のインフルエンサーに共有してしまうASPさんも中にはいます。

獲得した件数や案件はほとんどのインフルエンサーにとって大事な情報のはずです。

ASPからすると、たくさんのインフルエンサーに数を出して欲しいので、ノウハウや獲得件数を参考にして欲しいと悪意なく流しているのかもしれませんが…。

取引を始める前に、自分の情報を社外へ出すことのないよう担当者の方へ念押ししておくのをお勧めします。
(書いていて思ったんですがめちゃくちゃ当たり前のことでは…)

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