比較対象がおかしい ~マンガ「邪神ちゃんドロップキック」の場合
◆概要
【比較対象がおかしい】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:マンガ「邪神ちゃんドロップキック」(第8巻)
▶1
本作の主人公は邪神ちゃん。
彼女は悪魔だが……いまは、ゆえあって人間界に滞在中。料理などの家事をする代わりに、ゆりね(人間、女子大生)の住むアパートに居候させてもらっている。
▶2
邪神ちゃんはプリンが大好きだ。
・Step1:愛していると言っても過言ではない。曰く「人間界に来てプリンの美味さをしってしまった私は、定期的にプリンを摂取しないと発作の出る身体になってしまったのだ」。
ある日、発作に襲われた邪神ちゃん。
・Step2:彼女は慌てて冷蔵庫を開けた。そして嗚呼、もう我慢の限界だ!辛抱堪らぬ待ちきれぬ。プリンにがっついた。
・Step3:邪神ちゃんは歓喜の涙を流す「うまい……うますぎる」。
・Step4:間もなく、邪神ちゃんの目がとろんとしてきた。彼女は夢見心地で呟いた「この脳内に染みわたる感じ……マジでヘ●インやコ●インなんて目じゃねっての」。
※補足:「ヘ●インやコ●イン」というのは、ヘロイン及びコカインのことだろう。
▶3
大好物のプリンを口にした邪神ちゃん。彼女は呟いた「この脳内に染みわたる感じ……マジでヘ●インやコ●インなんて目じゃねっての」。
「いくら大好物とはいえ、プリンを薬物と比較するな(笑)」「『ヘ●インやコ●インなんて目じゃねっての』と言うからには、おい邪神ちゃん、お前はドラッグをやったことがあるのか?(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。
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