休学①

6月にコロナになった。コロナの後遺症で鬱になったと、記憶を改ざんしつつあるが、本当は5月に死にたいと電話で言っていた

四月に大学に進学した。第三志望だった。それでも、私が専攻したい学問が大学の看板学部だったし、ここのところどんどん大学自体難化しているから、すこし誇らしくもあった。
というか、学歴を気にしていただけで、学歴、将来のことを思って第三志望にしていただけで、私がやりたいことをするためには、ここが第一志望の方がいいと思っていた。しかし、負け惜しみ、負け犬の遠吠え、自己の正当化と言われればそれまでだった。
それでも、第一志望へ向かって自分なりに一生懸命に勉強していたので、変にこじらせ、私はもっと頭がいい、周りの奴らとは違う、推薦は馬鹿だ、という考えに私は至りやすいと思い、そんなダサいやつにはなりたくないから、入った以上は同じ穴のムジナだし、そもそも学力相応のところに入るのだから、そういうようなことは一切通用しないと考えた。
なによりも普通に大学生活を楽しみたかったので、普通に過ごそうとした。見下しているやつとは誰も仲良くなりたいとは思わないだろうし。

四月、普通に友達ができた。普通に普通の。
大学生活は友達の有無でかなり変わってくるという話はそこかしこで聞いていたので、できたときはほっとした。できなければそういう運命だろうと思って、四年間過ごそうと思っていた。ぼっちは人生で初めてでもない。ほっとしたのに
私を入れて三人で行動するようになっていた。
あー、三人になっちゃったかあと思った。三人組は兎に角めんどくさい。しかも私たちは女子である。
まあ、私がハブられても、誰かを一人にしちゃってもそれはそういう運命だと思った。ありふれてることだし、人生は全部思い通りにいかない。

{書きながら思ったけど小中高とほとんど三人組で過ごしてるな私。でも別によくあるような三人組でハブられるのいつも私みたいなことが毎回ではなかった。(ちなみに中学ではそれが起こり、私には中学時代の友人は残っていない。)}



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