ユメノグラフィアに行ってみた

書くか迷ったけど結局書きます。

Twitterアカウント的に研究室の後輩とかリア友も結構見てるので、当初はこっそりいってみようと思っていたのだけれど、なかなか楽しかったし別に隠すようなことでもないな…と後々になってから思い直したのが経緯です。

なお、下手に隠そうとしていたせいで、キャストの方がTwitterでくれたリプライに対して、そのまま返すとタイムラインに流れるので、テンパってマシュマロで返すという愚行も犯しています。めっちゃ申し訳ないし改めて書くと滅茶苦茶に情けないな。


そもそもユメグラって何?

簡単に言えば、にじさんじを運営する「ANY COLOR」が始めたサービスで、キャストと1 on 1で会話ができるというものです。

詳しいことはリンク先を見てもらえれば。

で、この文面だけだと「キャバクラでは…?」と思われる(実際のところ自分もそれに近いのでは?と思っていました)のですが、実際に参加してみるとかなり印象が変わったように思います。詳しくは後述で。


なんで行こうと思ったの?

色々な理由が複合してますが以下の感じです。

・なんでもよいので新しいこと・絶対に普段やらないことをしてみたい
⇒ コロナ禍で暇すぎるし刺激が無いので。
・話のネタになりそう
・可愛い女の子と会話してみたい
⇒ 嘘はつかない。

実のところ自分は極度の人見知りなので、知らない人との会話には相当な気力を使ってしまうのですが、それを乗り越えるレベルで「なにかしないとな…」という思いが募った結果です。

あとはまぁ物見遊山で冷やかす友人に押されたのも少し。


準備編

まずは誰と話すかを決めねばなりません。

ユメノグラフィアにはにじさんじメンバーほどではないですが、現状かなりの数のキャストが在籍しています。その中で誰と話をするのか、そもそも何の話をするのかを考える必要があります。

ありがたいことに、キャストのページからキャストのTwitterと自己紹介動画・Youtubeチャンネルに飛べるので、選ぶのはそこまで大変ではありませんでした。

また、そもそも出勤してるかどうかも人によって違うので、スケジュールから空いている人をとりあえずざ~っと見て行って、気になる人をリストアップしていき、またその中から悩むという形になりました。

で、最終的に決めたのが、「鶴巳すみれ」さんでした。

ツイートの埋め込みがでっかくなっちゃったな。うまく調整できねぇ。

最終的な決め手としては、趣味リストの内容が大きかったです。Unityや2DCADのような制作の話は好きですし、東方の話もできそうなところに惹かれました。(友人で東方の話ができる人間がかなり限られている)

あと、ゲーム趣味のところに、

画像1

と書いてあったのも要因です。やべー人なのかもなと思いました。(でも今思えば確かに自分も研究室で暇なときにライフゲーム作っていました。研究しろ。)

また、ちょっと若干あれですが、声が良かったのも理由の一つに存在してました。最近になって自分の声フェチを自覚し始めた節がある。ものすごく好みの範囲が狭いけれど…。

そんな感じでキャストの方を決めたので、あとは実際に予約を入れるだけとなりました。別に狙ったわけではなかったのですが、ちょうどユメグラのキャンペーンクーポンがあることを教えてくれました。(周防パトラさん関連の奴でした。ASMRヘビーリスナーの友人に助けられる日が来るとは。)

通常は30分の枠の予約に対して4400円という価格なんですが、キャンペーンクーポンのおかげで500円になりました。いくらなんでも安すぎるので、予約の時はキャストの方に対して逆に申し訳なくなっていました。使ったけど。


前日の様子

勢いに任せて予約したものの、予定日に近づくにつれて滅茶苦茶にお腹が痛くなっていきました。一時の熱が冷め、本来の人見知りの自分が表面にどんどん表れてくるにつれて事態が近づいてくるのに耐えられなくなっていきます。

なぜ自分は予約してしまったんだ…という気持ちにもなるんですが、その度に「別に死にはしないから…」と、死を引き合いにして心の平穏を保っていました。小学生が歯医者の待合室でやるやつです。

そんなこんなで時間が過ぎて、当日を迎えました。あまりにも緊張したせいか、何らかの強迫観念にかられたのかは不明ですが、部屋の掃除や洗濯もの、洗い物など家事をすべて終わらせて臨みました。

あと、緊張に耐えられなくなって開始10分前にASMRマスターの友人に通話をかけて助けを求めていたりもしました。

テンパる自分を見て笑ってくれてありがとう。

結局開始5分前には完全に腹を括り、いざHMDをつけ、ユメグラ体験が始まりました。


ユメグラ開始

※会話の内容はあんまり詳しく書かないです。単純に記憶がちょっと飛んでるのもあるんですが、今更ながらにnoteに書く許可とかもらってなかったな…と思ったので…。


チケットが有効になったのを確認し、30秒ほど待って突撃しました。この30秒で何かしたわけじゃないんですがとにかく30秒待ちました。なんか速攻で入ると準備できてないとかあるかなとかよくわかんないことを考えていた気がする。

入ると、先ほど紹介した鶴巳すみれさんが自分を出迎えてくれました。

最初ちょっとだけ音声が上手く聞こえなかったんですがすぐに直って一安心したところで、会話が始まります。

主に次のような話をしました。

・どうしてユメグラに行こうと思った?
・なぜ自分を選んだのか
・ライフゲームが趣味とは?
・東方 ⇒ 同人イベント周りの話

ざっくりこんな感じだと思います。

まずびっくりしたのが、あらかじめ自分のNoteを読んでくださっていたことです。開始前にすみれさんのTwitterをフォローさせていただいていたのですが、そこからたどってNoteを読んでいたとのこと。

まさかこのチラシの裏回収所みたいな場所を見られているとは思わなかったので、思わず謝ってしまいました。愚にもつかないものを読んでいただき恐縮です。はい…。

自虐はともかくとして、上記の件もそうなんですが、話していて感じたこととしては、とにかく話題を広げたり、話題を作って楽しい会話を行うことに対して非常に真摯に取り組んでいただいているという感じでした。

自分が話したいことはもちろん、すみれさんの経験や知識は自分ではなかなか触れられることのないものが多く、またそれを面白く話してくださるので非常に楽しく会話できたなという印象です。

そういえば自作キーボードの話とかした記憶も蘇ってきました。キーボードを自作するという概念が無かったので滅茶苦茶吃驚してしまった。あんまりこだわったことないけど、せっかくなので秋葉原まで見に行ってみようかな…。

そんな感じで会話をしていたら、いつの間にか30分経っていました。体感15分くらいしかたっていないような気分でしたが、VR空間で時間を見ることもなかったですし、体験自体がイレギュラーなので感覚が狂ってしまっんだと思います。


終わってみて

簡潔に言うと、自分が想像していたよりも楽しかった、というのが率直な印象です。

VRだと、ただ遠くにいる人と会話するのとは印象が全然違うな、というのを改めて感じさせられました。相手との距離間がリアルに感じられることや、身振り手振りなどのボディランゲージが使える事、声の発せられる方向なども変化するため、音声のみの会話よりも非常に情報量の多い会話ができることはやはり体験として価値があるなと思わされます。

また、ユメグラのキャストの方はやはり話すことを仕事にしているというところもあり、それに対しての準備を行ったり、楽しい会話空間を提供できるよう努力しているという面が見え、良い印象を持ったように思います。

もう一つ付け加えるポイントとして、前述した内容と若干剥離しますが、本物の対面ではない、というのも自分にはプラスでした。もちろん、キャストの方は設定上は目の前にいるのですが(”バーチャル”の話としては実際目の前にいる)、現実世界の話で言えばやっぱり目の前にいるわけではなく、直接会うのとはやはりまた違った話になってきます。
自分の姿も仮のものになるので、自身の容姿やおしゃれにも気を使わないでいられるのはありがたい話でした。


終わりに

ユメノグラフィア、行ってよかったなと思います。VR機器で色々なことをやって吐きましたが、こういった現実と少しリンクするような体験は初だったように思います。

近いうちに2回目も行ってみようかな、と思ったりしています。30分だと話そうと思っていた内容すべては話せない…。


…なんかどんどん文章が固くなって発表会の原稿みたいになってきてることに気が付いた。

兎に角言いたいのは、VR機器を持っている人は一回くらい行ってみても損はないと思います。もちろん人によって合う合わないはあるでしょうが、それも言ってみないとわからない!ので、一度体験してみてほしいなという。

VR業界は流れが速いので、行こうかなと思っているうちに無くなっていたりもするので…(縁起でもないことを言うな)。

多分来年の3月末まで初回半額だったはずなので、時間に余裕がある、VR機器を持っているオタクは行ってください。

コミュ障だから行きたくない?俺は行ったぞ!!だからお前もいけ!!!


そして俺にレポしてくれ。(他人のレポ見るの大好き)


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