今日の朝食　出汁から

050 京都で和朝食

　久しぶりに京都にいる。宿泊したTHE THOUSAND KYOTOというホテルの朝食を食べた。どこも、コロナ対策で大変なんだろうなと思いながら、レストランに行くと席待ちでお客さんが並んでいた。今日は、150名くらい宿泊していたらしい。「あとで出直しますね」と言ったら、席ができたら電話をくれるということになり、部屋で仕事しながら待つことに。程なく、電話があり、無事レストランにたどり着いた。朝食は、和食と洋食のセットメニューで対応していた。和食は本来の日本料理店のものが供されるようなので和朝食をお願いした。

　まず、テーブルに運ばれてきたのは、「迎え出汁」と称する一番出汁、もずく、香の物３種だった。出汁は、温かくしっかりした味わいでとてもおいしい。料理には、きちんとこの出汁が使われているというプレゼンテーションだ。

　ご飯は、釜が一緒に出てきて火が消えると炊き上がるというもの。煮物に小鉢三種、こだわりの出汁巻玉子が重なったモダンな器も素敵だった。そして鯖の塩焼き、海苔と味噌汁、フルーツもつく。コーヒーが飲みたかったので、図々しくお願いしてしまったが、気持ちよく対応してくれた。

　海苔一枚残すことなく、完食した。ご飯はおかわりして茶碗に二杯ほど、またしても満腹になってしまった。料理は、一つひとつ丁寧に作られていて、とてもおいしい食事だった。

　ちなみに部屋も快適だった。いろんなものを床に広げて、仕事ができちゃったりするので、つい長居してしまった。THE THOUSAND KYOTO、たまたまこのような時期だから泊まれたのだと思うが、機会があったら、ぜひまた泊まりたいと思うホテルだった。