UUUM MANGAはダメかもしれん

こういう「ダメかもしれん」みたいなnote書くときって「UUUM MANGAの中の人が読んだらどんな気持ちになるんだろう...」とか考えちゃうんですが、そんなこと言ってると何も言えないし書けなくなっちゃうので、心の中で詫び入れながら書いていきます。


UUUMマンガとは

こんなリリースが出ていました

uuumの保有する公式チャンネルである「UUUM MANGA」に本腰を淹れ始めましたよ!みたいなリリースです。

どのくらい本腰を入れたかと言うと、進撃の巨人の掲載が始まったくらいの本腰。やるやん。


しかしながら、ぐるっと一周してきて、僕は「これは滑るやろなぁ」と思いました。
とりあえずいまのままいくと滑りそうと思ってます。

まあ未来のことなんでわかんないですがね。
その理由を解説していきます。

声ついてない

よっわ。声ついてないのは弱いです。
声ついてないと、ラジオ的なききかたもできないし、なによりコンテンツを受け取るのに必要な能動性が違うっす。
音声ついてるだけで急にダラッとみれるようになるんですよ。

英語字幕でネトフリ見てる時と、日本語音声で見てる時の違いを想像すると分かりやすいと思います。
日本語音声だと飯作りながらでも流せるけど、字幕だと100%意識向けてないと無理じゃないですか。そうなるともう見るのめんどいよね。
そこが弱い。

まあ既存の週刊誌毎週フラゲ&転載チャンネル(まだあるかしらんけど)がある程度見られてたから声なしでもいけるはず、とかそういう考えもあると思いますが、あれは最新話が無料で読めるという需要が大きかったのかなと思うので、人気タイトルでそこを押さえていけるのかというところですよね。

しかし、進撃の巨人みたいなビッグIPになればなるほど既に声優がついていて、声をつけるのにクソお金かかっちゃうんですよね。
かと言ってそのへんの格安フリーランス声優に当てさせるわけにもいかない。
よって声がつけられない構造なんですね。

まあコスト踏めるなら付けれるんですけど、とりあえずやってみましょう的な段階でそこまで踏めないんじゃないすかね。しらんけど。

マンガチャンネルが爆伸びしてるのは、CtoCスキルマーケットの発展で、そこそこの実力のマンガ家や声優のコストが超下がったという文脈の上だとおもうので、UUUM MANGAは少なくともそこには乗れてないと思いますね。


全部のマンガを同じチャンネルにブチこもうとしてる

許さんぞ!

おっと言葉が強くなってしまいました。
これは明確なクソ一手であり、YouTubeを一から勉強してきてほしいですね。

チャンネルが伸びることや、ユーザビリティより、ビジネス的な展開を重視してしまうとこの一手に手が伸びちゃいます。やっちゃったな。

まずユーザビリティからいくと、ユーザーからすると全部のマンガの更新が待ち遠しくてしょうがないハズないので、興味ないマンガが次々更新されてくるだけでチャンネル登録解除します。もしかしたらYouTube上に週刊誌をつくる!みたいなのがやりたいのかもしれませんが、それは机上の空論ですよ。まず週刊誌のマンガだって全部読まないでしょ。YouTubeはコンテンツがどんどん自分に最適化されていく環境なんだから運営が積極的にノイズ入れてくるチャンネル、そりゃ好かれませんよ。
進撃の巨人マンガチャンネルだったらよかったのにね、、!それだったら過去話でも毎日更新されたら毎日見る人いっぱいいるだろうに。コメ欄で「ネタバレやめてください!初見の人もいるんですよ!」なんていいながらね!

いまんところ、この1チャンネルに全部突っ込んでやるぜ!作戦で突き進んでて、かつ大きいのはエイベックスとかレコード会社しか思い浮かびません。これはもう本当にMVがここにしか出ないし、他の全然知らないし興味もないアーティストの通知にずっと耐えながら新曲をいち早く聴きたい!という気の長い話ですよね。アーティストの単体チャンネルあったら2秒でそっち移るもん。

進撃で集めたトラフィックであわよくば他の漫画を伸ばしたい、みたいなこと考えてるんだろうなと思いますが、そういうの上手くいかないってボンボンTVで学ばなかったんか

頭で考えてイケそう!って思ったことより、すでにYTで上手くいってるやつをやろうよ


ストーリーマンガは弱い

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