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引き寄せの法則:恋愛 『探すのをやめると運命の人に出会える』(1)

夫に出会ったのは38歳の秋。気がつけば離婚して12年も経っていました。

素敵なパートナーと暮らしたい

そんな風にずっと願い続けた結果39歳と10ヶ月。

ギリギリ30代での再婚。

だけど、普通の再婚と少し違うのは、彼のほぼ全てが自分の理想のタイプだったこと。そして、この結婚を自分で引き寄せたということ。

顔も声も性格も大好きで、考え方や息もピッタリ。そんな相手とラブラブで結婚をしました。

だけど、そんな私の過去は「結婚できない」恐怖でいっぱいでした。結婚できていないみんながそう感じるのかもしれません。

だから私はある日、勇気を出して『出会い』を捨てたのです。

『何を馬鹿なことを!』
と思われてもしかたないのですが、その結果、私は夫と結婚することができました。

かつての私のように結婚や婚活で悩んでいる人は多いのではないでしょうか?結婚や婚活の前に、好きな人さえできないという人もたくさんいますよね!?

ジタバタすればするほどうまくいかないのが婚活です。

私の場合もそうだったのですから。

再婚するにも厳しい35歳から、気合いを入れ婚活を始めたものの、案の定失敗してしまいました。

失敗した私の婚活

婚活を始めた時、自分ならすぐに婚活でパートナーを見つけ、結婚できると信じていました。もちろん、今なら、それは無謀すぎる考えだったとわかります。

しかも、私が婚活サイトで検索したのはこんな相手でした。
「経営者。年収600万〜1000万円。A型。同じ年〜10歳上」

一般的な人がこれを見ると
「35歳のシングルマザーが理想高すぎない?」
と思われますよね。

これまで結婚や恋愛ができなかった40代の男性が20代の女性と結婚したい!と言っているようなものです。

しかし人は誰しも夢をみます。私のように無謀な検索をした人も多いはずです。もし、婚活サイトで、男性の年収を300万円に設定して検索する人がいるのなら、その理由を知りたいのですが、婚活サイトでは無謀にも、年収を選べてしまう。そして目先の結婚や妊娠を考え、年収が低い人は選ばれない。そういう出来レースなんですよね。

そんな無謀な検索をしていたにもかかわらず、縁があり3人の高収入の男性と付き合えました。

一人は市長秘書。一人は上場企業の会社の経営陣。一人は株式会社社長。

話だけ聞けば、どの人と結婚しても良さそうなものだけど、お付き合いはうまくいかなかったし、どの男性にも、自ら縁を切る結果となってしまいました。

どんなに収入が良くても、どんなに顔が良くても、婚活で結婚を決めることができないのは、恋をしていないからです。

恋とは感情。心が強く引き寄せられるような情熱のないまま、相手を選んで付き合おうとした結果、歪みが応じます。

「婚活だから恋しちゃダメよ!理論で考えなさい!」と言う人もいるかもしれませんが、結婚は一生もの。そう考えて付き合えば付き合うほど、相手の合わない部分がどうしても妥協できなくなってしまいます。

それに付けて、相手に恋できない。(たぶんお互い)そんな合わない部分を誰かに相談すれば「早く別れた方がいい!」の嵐で手の打ちようがなかったり。

高年収の男性を選んでおきながら「年収あるからまぁいっか!」とはならないのが婚活です。

その結果、婚活はどんどん私を苦しめる結果になりました。

いつしか「婚活という名の攻略ゲーム」が気持ちに組み込まれていき、最後には「我慢すれば、きっと結婚できるに違いない!」と考えるようになっていました。

この婚活ゲームから早く脱出したい。楽になるには、誰かと結婚するしかない。「別れなければ結婚できるはずだ!次に付き合う人とは、絶対別れないようにしよう!」と、私の考えはどんどん狂っていきました。

幸せになるために婚活をしているのに、苦しくなる決め事をしてしまったのです。今となっては後の祭だけど、当時の自分は本当にそれで幸せになれると信じていました。


最後の婚活 年収1000万の株式会社社長

最後の婚活で付き合った彼は、自称年収1000万で経営者。しかし、ネットのどこを探しても彼の名前は出てきませんでした。名刺をもらい、仕事の内容も聞いたけれど彼がやっていることは、勤め人がする仕事そのもので、本当に社長?なのかは不明でした。

自分より8つも年上で、顔が良いわけでもなく。連れて行かれる店は、びっくりするほどチープだし、新幹線で移動する距離をバスで移動している彼でした。ポケモンGOとツムツムというゲームにハマり、いつでもどこでもスマホをいじっていて、本当に年収1000万?本当に経営者?と思うような行動ばかりでした。

そんな彼を見ても、私は「結婚」という目標に取り憑かれ、狂っていたので、『自分が我慢すればきっと結婚して楽になれる』と信じていました。

婚活ではお付き合いが成立すると、なんとなく恋をした気分になりますよね?

私の場合は母性本能がマックスになります。尽くしたりはしなかったけど、いつも相手が喜ぶことを考えていたし、乙女の気持ちで空を眺めて過ごしたこともあったけど、彼は、ポケモンGOとツムツムで頭がいっぱいでした。

40歳をとっくに過ぎた彼が、彼女の前でゲームに夢中になっているのを横目に、ゲームをするくらいなら本を読んでいた方がましだと考えていた私。その結果、付き合っているのに、連絡頻度の極端にすくないカップルになってしまいました。それでも私は「結婚までの我慢だ」と言い聞かせていたんですよね。

(でも絶対ゲーム中毒の男とは結婚しない方が無難)

そんなつき合いの中、事件は急に起こりました。
どうしてもバレンタインに彼と連絡が取れないんです。
(あるあるですよね)

婚活で結婚できるのは2%程度!?出会いを探さないと決めたきっかけ

付き合って4ヶ月も立たない頃にバレンタインを迎えました。バレンタインと言えば恋愛のメインイベント。そんな日に彼と連絡が取れずにいました。

私たちがバレンタイン当日会えないのは、ずっと前からわかっていたので、私は有名ブランドのチョコレートを彼のマンションに郵送しておきました。

普通の恋人なら感想の連絡があるものだけど、連絡は来るどころか、こちらからLINEを入れても返事のないままで。寂しいなと感じながらも、その時私がしたのは、、、我慢でした。

明日になれば連絡が取れるはず。そう考えていました。
しかし翌日になっても連絡はとれず。。。

連絡が取れない間、彼への気持ちはどんどん淀んでいきました。

そして、急に彼と無理やり繋げていた何かが切れるのを感じました。(あたりまえです)

悲しいとか悔しいとか、そういう気持ちではなく、もやもやにも似たイライラした気持ちが怒りへと変わった感じで。ムカっとしていました。
当然だよね。。。これまで彼に対する全ての気持ちを我慢していたのだから。

好きで好きで仕方ないなら、悲しいのかもしれないけど、私はそうではなく。どちらかと言えば、ただ年収が良く、我慢すればなんとか一緒に居れる。そういうレベルの彼氏でした。

私は彼に何も言わぬままLINEをブロックしました。そして終了。
それから相手とは連絡を全く取る事がありませんでした。

しかし、数日後、二股されていた事実が発覚。わざわざ、二股相手の女性が私に連絡をブログから入れてきたのです。

ショックというより、呆れてしまいました。

これまで費やした時間を後悔したのはもちろん、「もう婚活は辞めよう!」という気持がふつふつとこみ上げてきました。

我慢に我慢を重ね結婚できなかったのに、これ以上婚活をして結婚できるはずがない!

純粋にそう思ったんですよね(苦笑)

そもそも、婚活サイトで結婚できるのは当時2%と言われていました。そんな低い水準の婚活サイトで、私みたいなマインドの女性が結婚できるはずもありません。

もう仕事に生きよう!」と決めた時、部屋で一冊の本が目に入りました。

それが『引き寄せの法則』の本です。

ずっとそこにあって、いつもそれを使って来たけど、恋愛の引き寄せだけは、うまくいきませんでした。なぜなら、好きになった人を引き寄せたかったから。

でもその時、私には好きな人さえいなくて。今なら、本当に理想の相手を引き寄せる事ができるかも?と考え、引き寄せを試す事にしました。

婚活を始めて2年。心も体も疲れ切った私にその時できたことは、その本に書いてあった『出会いを探さない』努力だけ。

これが、本当に良かったんです。

続きます。


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