【絵本の足跡👣】みーつけた!誰かに見つけてほしい私たちが読む絵本
【みーつけた!】
今回辿る足跡は【みーつけた!】という絵本です.
これは友達に贈った本でInstagramで公開しています.
最後にリンクを貼っておくので、ぜひ見てください.
まず、この絵本を贈った友達の話から始めます.
人と関わることを避けて生きてきたわたしに人と関わるきっかけをくれたのがこの友達です.
この友達との出会いがわたしを変えてくれました.
わたしは美術館に飾られた白いキャンパスで、そんな作品の前に人は集まりませんでした.
そんな作品の前に足を止め、さらに色んな色を使って落書きをしてくれました.
すると、次第に人は足を止めてくれるようになりました.
それがどんなに嬉しかったことか.
そんな自由で飾らなくてまっすぐで優しい友達です.
【みーつけた!】にはそんな感謝の気持ちが込められています.
この絵本に出てくるのは、
カメレオンのキャンディと怪物のチャーミングです.
なぜ、カメレオンをイメージしたのかというと、カメレオンはまわりの色に自分の色を変えますよね.
でもわたしは透明になっているんだと思ったことがありました.
自分の色を持たない、透明になって自分を隠しながら生きている、でも本当は寂しいキャンディにピッタリでした.
チャーミングは戦うためだけに実験で怪物にされた女の子です.
そんな誤解されやすいチャーミングはとても魅力的だということを名前にこめて、チャーミングという名前をつけました.
"自分らしく"
自分の色を見つけるというのが1つのテーマですが、
"強さとは何か"
が裏テーマとなっています.
人の痛みや辛さが分かる、人のために戦える、何度でも立ち上がる.
何度も倒れても、負けても、傷だらけでも、弱虫でも、泣き虫でもいい.
優しさは強さの証であること.
わたしはわたしを見つけてもらえたことで、強さを知りました.
1人で何でも乗り越えられる力さえあればいいと思っていたけれど、人のために頑張れる力はもっともっと強かったです.
わたしはチャーミングを友達に置き換えていたのですが、友達はキャンディに自分を重ねて読んだらしく、まだまだ友達の知らないことがたくさんあるんだなと思いました.
読む人によって見えかたが様々なのも面白いなと思いました.
最後に、
わたしはクリスマスになるとイルミネーションの光を見て、この光に想いが込められていたら素敵だなと思っていて、
12/25になった瞬間に空に飛んで行って届いたらいいなあという妄想をホタルの光で実現させてもらいました.
チャーミングの正体にも注目しながら、2人のかくれんぼをお楽しみください.
ちうらおおぞら
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