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大きな手荷物を持ってる時ほど周りをよく見て。

2023年8月中旬。
コロナが5類に移行され迎えた夏。

人々の行動制限が緩和され、
今年こそは旅行した人、帰省した人が多いのではないでしょうか?

私が通勤に利用している路線でも、スーツケース(キャリーケース)や大きな手荷物を持った旅行客らしき方々をよく見かけるのですが、やはりすれ違う人の中に欧米からの訪日客も増えてきたなと感じます。

そんな中で気になるのが、公共交通機関を利用する際のマナー。
ただ普通に通勤してるだけで、どうしてこんなにも不快な体験をしなきゃならないのだろう?と、ずっとモヤモヤしていたので、この1ヶ月内に起こった出来事を書き記している次第です。

稀に早朝の通勤ラッシュ帯で、寝ていたり顔を伏せていた人も車両内に数人いる中、旅行ゆえのハイテンションなのか、老若男女問わず大声でおしゃべりし続けている人達の姿や、混雑時の車内で席を立ち、車両間を何度も往復する人を見かけます。

しかし、一番理解し難いのは、スーツケースをボックス席の間に入れ、向かいに座ってる他人の足元のスペースを奪う人。
私はこれ、数回経験があります。

その中でも特段モヤモヤしているのが2例。


(画像例)

まず1つ目。ボックス席の窓際に座っていたら、後から乗って来た数人グループのある人達が私の真正面へ座り、スーツケースを私とその人の足の間に入れてきました。

新幹線の座席くらい足元に余裕があればいいんですが、ここは普通列車のボックス席。足元のスペースは大人2人が向かい合って丁度収まるくらいの狭いスペースです。

私の足と真正面の人の足。その間にスーツケースを置けるスペースなんてあるはずが無いんです!

結果、スーツケースが邪魔をして、私の足が圧迫され、
普通に座っていられず窮屈な思いをしました。

いつもは多少の事なら我慢するんですけど、この件に関しては、どうしても普通の体制で座っていられないし、最初は空席だった私の隣にも人が座り、逃げ場が無かったので、「頭上の網棚に置いていただけませんか?」と勇気を出して言いました。

そのグループの方々は快く網棚へ上げてくださりましたが、スーツケースを引き上げる際、私の素足にピタリとくっ付いていたスーツケースを急いで引き上げたものですから、スーツケースと私の足の摩擦で数分ヒリっと痛みが…。


2つ目は、先客の方がスーツケースをボックス席の中へ入れており、4人掛けの座席にMAX3人しか座れないことがありました。
私はスーツケースを避けて通路側に座っていました。そこに、後から乗車してきた方が「横にズレてください」と仰ったのですが、横には他人のスーツケースがあるので隣の座席へ移ることが出来ず、お断りしてお互いがモヤッと不快な思いをしたことがあります。
スーツケースの持ち主は、私たちのやり取りに終始無関心でした。

(画像例)

隣にズレてと仰った方に席を譲って私が立てば角が立つこともなかったのかもしれませんが、猛暑の中ホームで10分以上並んでやっと確保できた席ですし、退勤して疲れていたので譲る選択肢はその時なかった。

そもそも他人のスーツケースが電車の座席を占領しているせいで、なぜ私がこんなに気を揉まないといけないのだろうとさえ思います。

自分の手荷物が多い(大きい)場合や車内混雑時には網棚に置くなり、通路側に座るなり、他の乗客の邪魔にならないよう配慮することがマナーじゃないんでしょうか?

せっかく私の居住地へお越しいただいたのだから、素敵なところを知ってもらい、楽しい思い出でいっぱいにしていただきたいです。
楽しい旅のはずなのに、旅先でこんなことを注意されて不快になった出来事が少しでもあったら嫌でしょう。
お互いが嫌な気持ちになります。それは心外です。

どうか、コロナ禍以前の生活へ徐々に戻り始めた今だからこそ、公共交通機関を利用する時には「他人への思いやり」を思い出していただきたいです。

旅行者と現地住民、お互いが不快な思いをすることはなく、お越しいただいたあなた方の心の中で素敵な思い出になることを願っています。

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