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小学生の頃。

小学生時代。
低学年の頃はまだ天真爛漫で
溌剌としていたと思います。

髪は人生最初で最後のショートカットで、
鈍臭い代表ばりの鈍臭さですが、
外で暴れ回るのが大好きでした。

勉強は普通だったと思います。
宿題の時母が鬼に変わるので、
他の子よりも真面目にこなしていたかと思います。
(テストの点数や成績などに厳しいわけでは無いですが、
「当たり前の事(みんなが当たり前にやる事)」を
怠けることにすごく厳しかったので、
宿題は常に監視されていました。
怠けたと分かればやり直し、泣こうが喚こうが関係無し。
でしたので諦めて真面目に取り組むんですよね。
弟は例外でしたが。)

小学校3、4年生の頃に、近所の暴れん坊と
庭先で鬼ごっこをしていて、鈍臭い代表の私なので
足がもつれ大人の腰ほどの高さの塀から顔面着地をかまし、生えたばかりの前歯一本を半分折った事があります。

家で妹を寝かしつけていた母に
ボロカスに叱られたのを覚えています。
(母はキレると元ヤンが出てきますので怖かったです。)
流血する口を押さえギャン泣きする私に母が、
「生えたばっかりの大人の歯をわざわざ...泣きたいのはこっちだ....」
と言われたのをよく覚えています。

子供ってバカなんですよね本当。
その次の日には半分無い前歯で
採石場で遊んでいるところを父に見つかり尻を蹴られました。

子供の頃は採石場が大好きな遊び場でしたが
今となっては信じられないですね。
自分の子がと思うとゾッとします。

というのもかなりの田舎に住んでいたため、
子供も少なく(同級生が二人しかおず、しかも男)
公園もありましたが遊具はブランコと滑り台のみ。
子供が行ける徒歩圏内には自動販売機ぐらいしかなく周りは畑か森。
遊ぶ場所が採石場ぐらいしか無いんですよね。

ですがさすが田舎なもんで、悪いことをしようもんなら
すぐにバレる。ご近所が全て監視カメラの役割をしていたので
どこで何をしていたかが筒抜け状態でした。
なので採石場遊びもバレるのは時間の問題ではありました。

外ではよく自転車乗り回したり、ローラースケートをしたり
近所の悪ガキの家でゲームをしたり。
そのような小学生時代を送りました。

ローラースケート、ローラーブレードに
めちゃくちゃハマった時期があり、
靴を履くようにローラースケートを履き
毎日外が暗くなるまで走り続けてました。

ある日気がついたら、私のスケート靴の色が
変わっていた事があって、それが私のカカトから出てる血だと気づいた時はびっくりしすぎて失神しそうになりました。

遊びに夢中で痛いことに気がついてないんですよね。
あんなに流血するって相当だと思うのですが
私は全く気づかず乗り続けていたので
私のカカトは大変なことになっていました。
今だに傷跡が残っています。

それからも絆創膏で保護しつつ乗り続けました。
痛がり怖がりのくせに、好きなことになると痛みも恐怖も消えるんですよね。不思議です。

幼稚園ぐらいから小学生までの間
私はセーラームーンでした。
好きを通り越して、登場人物でしたね。
ジュピターをこよなく愛し、ウラヌスに恋をしました。

主人公のセーラームーンは好きになれませんでした。
泣き虫なのが気に入らなかったらしいです。
自分も泣き虫だからでしょうか。
ですがプリンセスは大好きでしたね。
タキシード仮面との恋話も大好きでした。

この頃からオタクの素質が出てきましたね。
絵を描くのも大好きでした。
セーラームーンの絵をたくさん描いたのを覚えています。
描くのはセーラームーンばかりでしたね。

よく家の壁に絵を描いて怒られた記憶があります。
祖父母の家には今だにあの頃の絵が残っています。
シール跡も至る所に。

近所のミニピン(犬)に追いかけられたのもその頃かと。
近所の子の家に遊びに行こうと思い出掛け、
庭先でそこのミニピンに遭遇。
このミニピン大の子供嫌いで私と目が合った瞬間から威嚇していました。

不運なことにご近所一家は不在でした。

私も子供ですので対処の仕方など知りません。
クルッと後ろを振り向いて自宅に向けて猛ダッシュ。
もちろん追いかけられます。
ギャン泣きしながら、カカトを噛まれながら家にいる母の元に猛ダッシュ。
気づいた母が、ものすごい速さで犬を蹴り飛ばし逃げ帰る犬。

トラウマになりそうな思い出ですが、犬は大好きです。
小型犬より大型犬派ですが、父が無責任な動物好きだったため、我が家にはよく動物がいました。

ただ無責任なので、世話が大変になると勝手に知人に譲るという人だったので、一匹を死ぬまで育てた事はありません。
いいんだか悪いんだか。
お世話をしていなかった私が言えた事じゃ無いんですがね。

その頃私は一途に思いを寄せる相手がおりました。
保育園の頃から一途にずっと好きでした。
可愛い顔をしていた彼はモテました。
他の子もその子が好きというのを耳にするたび
嫌な気持ちになったのを覚えています。
お前の好きと私の好きの重みが違うんだよ。
というようなドロドロしたものが生まれたのもこの頃ですかね。
初めての嫉妬ですね。

かと言って何かするわけは無いのですが、
密かにずっと秘めていた初恋ですね。

あおはるですね。

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