最近やっていること/やりたいこと 等
自分の生活とか生き方に関するテキストを書くことはそこまで好きじゃないから普段はしないのだけれど、ふと暇が訪れたので気ままに近況やら何やらを書いておこうと思った。本稿は"普段はやらないんだけど何となく軽率にやってみるか"的なテンションの大事さを改めて実感している、みたいな内容でもある。
まずはじめに、大きなところで言えば今年の2月くらいに会社を作り、今年の5月くらいにフルタイムで働いていた会社を辞めた。
会社を作った理由は追々何かしらの形で触れるとは思うが、端的に触れようにも長くなりそうなのでここでは一旦ノータッチで(気になる人は気軽に聞いてください、音楽+αをやる会社です)。
一方で会社を辞めた理由は至極端的で、まあもちろん好きに(主に音楽周りの)何かを作って生きていたいという意思も多分にありつつ、ブルシット感がある(と自分が認識している)仕事をこのまま何十年も続けるのは自分には到底無理だということが4年も労働すれば十二分すぎるくらいには理解できてしまった。のであればさっさと辞めてそれ以外の方法論で生き抜く人生のルートを作りに行った方が良いだろうと判断したからである(退職エントリ、完)。
そんなこんなで会社をキッパリ辞めて自分の会社での労働(と言う名の音楽制作活動)に十分勤しめる環境が生まれたわけだが、(HPも事業内容も表に出していないので至極当然なのだが)そう都合よく仕事が舞い込んでくるわけもなく、実質的にはほぼニートに近しい日々を送っている(とはいえちょくちょくは曲提供したりしてるのでより厳密にはプチニートかもしれない,まあ広義のニートではある)。
ニートをやるにも才能がいる、みたいな話を時たま聞くが、自分はその才能に溢れているのか収入もろくにない日々の連続にも関わらず気落ちの気配もまるで見えず、随分とまあ楽しく気楽に過ごしている。何事にも楽観的なタイプの人間ではないと自覚しているつもりではあるが、この状況でも特に焦ることなく楽しげな日々を送っているのだから割と自己認識を改めても良いのかもしれない。
とはいえ自分は活動的なニートである。作りたい曲もたくさんあるし、読みたい本もたくさんあるし、観たい映画もたくさんあるのでそういった欲望を日々余すところなく発散している。大学生時代に舞い戻ったかのようである。
そしてまた、そうやって好きに生きてると余計に好きにやってみたいことが増えてくる。現在何よりも嬉しいのは、その付随的に生まれ来る余計な部分をちゃんと摘む時間があることかもしれない。余剰こそが人生の潤いに思える。おかげで今まで取り組んでみたかったけど優先順位的にそこまでちゃんと取り組めなかった物事を片っ端からトライできている。
DJ
フィールドレコーディング
今まで演奏したことのない楽器の練習
Type Beatを作って売る(売れねーー)
機材ベースで曲を作る
あたりが最近になって始めたことである。何を今更そんなことを、みたいな心の声を無視して気ままに継続的にやり続けることが結果として精神的な重石のようなものを剥いでいっている実感がある。労働をしながら音楽を作っていた頃は、労働によって可処分時間が削られていることもありいかに効率的に音楽制作を進めるかを考えることが度々あった。
もちろんミクロな効率性(ex.作業効率など)は上げるにこしたことはないが、マクロな効率性(ex.複数の作業の優先順位づけなど)を上げることに執着しすぎていたため軽率に何かを始めたり取り組んだりがしにくくなっていた。ライスワークとライフワークを兼ねて生きることの難しさはまさしくここにある。
実際会社(という利益を創出するための組織)を作った上でも思うが、マクロな効率性を考えていると(自分のための)音楽なんて作っててもしょうがない、という状況に直面する瞬間は度々ある。まあ実際曲を作っても金になるかどうかは分からんというのが常で、そういう視点では音楽制作の優先順位を落とすのが会社運営的には正しい選択なのは間違いないが、そういう考えは一旦保留する。好きなことを好きなだけやってその上でどうにかする方法を探るのがベストだ。少なくとも自分にとっては。
とまあそんなこんなで実に好きに生きている訳だけれど、さっきも触れた通り好きにやってみたいことが増えている最近である。
1人でも出来る内容であればまあ勝手にやるしそれでいいのだけれど、誰かとやってみたいことも沢山あるので軽率にテキストに残しておいて、誰か引っかかる人がいたらいいなと思っている。
以下やりたいこと
Internet Moneyみたいなプロデューサー集団を気軽に始めたい
色んなシンガー,ラッパーに曲提供,プロデュースしたい
色んなゲームしたい
フィールドレコーディング散歩したい
身の回りに無職的な人間が増えてきたので徒党を組みたい
とまあこんな感じである。私的な領域での活動をちゃんと遂行できる基盤が作れたので、並行してもう少し外向的に動いていきたいなと考えているので何か雑に一緒にやってみたい人がいたらDMなり何なりで連絡してみてください(マジで)。
まあ何かプロジェクト的な関わりじゃなくても普通にもっと話そうよの気持ち。
そんな感じでした。あと年内にアルバム的なもの出します。
追記1:ここでやりたい、と言ってることは来週には変わってる可能性がある、というかマジで毎週のようにモードが変わってるんだけど(皆も作りたい曲とか毎週変わるよね!?)なんだかんだ他人とのインタラクションを前提としたアクティビティの場合そう簡単にはモードチェンジできないという制約があって、それが高頻度で発生するとダルいんだが緩い団結レベルで機能するのであれば結構大事だな、と思ってたりする。からこういうテキストを残してるんだと思う。
変わりゆくものも良いが、変えづらいものもまた良い。
追記2:今年前半に割とデカい案件みたいな話があって、その話いただけるだけありがたい、みたいな感じなんだけど敢えなく逃してしまった、という経緯があるのだが。
それを機に(メジャーすぎるプロダクションに寄りすぎずに)割とデカいことやるためにはどうしたらいいのかを結構真面目に考えている。けど自分1人だと心許ない瞬間も多々あり(そういう人は俺以外にも結構いる気がする)仲間が無限に欲しい、みたいな。
ただコレクティブ的な幻想も俺の中で割と死んでて、それよりも普通にフリーランサーで共同体組んで仕事回して相乗効果的にデカくなる、がベスト(guildか!?)。
追記3:無職はマジで徒党組んだ方がいい。生存戦略皆で考えよう。
追記4:歌ってみたい人とかなんか曲の趣向変えてみたい人はマジで駆け込み寺レベルで連絡してくれてオッケーです。
追記5:高島鈴さんがTwitterでLINE公開してたの見てイけてるなと思ったのでLINE載せとく。
追記6:連絡くれた人が公開1時間ちょっとで既にちょいちょいいるので、サーバーか何か作ります。何でも公開してみるもんだ、、!嬉しいぜ。
追記7:音楽的な徒党の(俺的な)理想系は、1人でやれることは1人でやる、だけど誰かの力が必要な時もあってそういう時に分担して取り組める、みたいな緩さとタイトさが同居しているようなものです。自分のことはちゃんと自分でできる、みたいな人が集まるとベストっすよね。
追記8:ライスワークとライフワークの兼ね合いの中での効率性について書いていたけど、そもそもライスワークで疲弊してアウトプットに使う体力が捻出できないことも多々ありますね。
おまけにアウトプットの少なさに焦る→低カロリーな作品作りしかできていないことで更に焦りが加速→インプットを増やした方がいいのではないかと焦る→アウトプットの少なさに焦る みたいな無限ループにハマってる人も結構いる気がする。
そういう意味では仕事しながら質の高いアウトプット出せてる人は本当にすごい。
追記9:思ったよりも無職いる
追記10:エッセイの寄稿を友人から頼まれたけど楽しく書いている
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?