百万石日記(vol.1)


こんにちは。Mです。今日から時事ネタ(主に医療と経済)についてコメントしていこうと思います。他にも読んだ本や英語学習についてなども!
とりあえず何かしようと思い立ちました。

それではまずは一発目。

●かかりつけ医認定制見送り 厚労省、患者の登録制も

かかりつけ医制度について、医療効率化を進めたい厚労省と開業医の利益が損なわれることを恐れる日本医師会の対立が起きています。

かかりつけ医とは「身近な地域における日常的な医療の提供や健康管理に関する相談などを行う」と厚労省は定義しており法律に明文化しようとしています。米国などでは、患者はまずかかりつけ医に診察を受けその後、症状に合わせて病院を紹介されます。

これを行うことで医療の効率化が行われます。
日本では、専門領域の医師が所属する大病院に軽症状の患者が訪ねることで、医療逼迫を引き起こしています。

これは日本の医療制度の特徴でもある、医療フリーアクセス、保険証1枚さえあれば医療機関を自由に選ぶことができる、素晴らしいものであります。ですがこの制度自体も見直しの時期が来ています。

そして、患者が色々な病院を訪ねることで同じ薬、同じ効果を持つ薬を処方されたり、処方される薬が多すぎで結局使わないであったり、無駄が起きています。

こういった問題をかかりつけ医制度を制定することで増えゆく医療費を削減し多少は解決できるのではないかという話です。社会医療費が問題となっており将来このままでは確実に破綻してしまいます。

日本医師会はフリーアクセスが妨げられると主張していますが、医療制度事態が破綻してしまっては意味もありません。
厚労省も本当にやばいところまでは対処しなさそうですね。短期的な視点よりも長期戦略が大事なのに。

そういえば、最近戦略についての本を読みました。「失敗の本質」、これ面白かったです。大東亜戦争での日本軍のダメだった部分を研究する本なのですが、日本軍の大きな失敗の一つに長期戦略の視点の欠落がありました。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E8%AB%96%E7%9A%84%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%88%B8%E9%83%A8-%E8%89%AF%E4%B8%80/dp/4122018331

長期戦略ということを考えると、これも似た問題のようですね。どうなるのでしょうか。
この本の考察は面白かったのでまた紹介しようと思います。


●株投資倍増へ、NISA を拡充 政府目標、新興企業10倍に

岸田政権は国民の投資を増やすために、NISAの拡充を決めました。

NISAは株式売買などで得た利益が非課税になる制度です。(年間に使える額には上限はあります。)

これにより投資額は増えるのでしょうか。個人資産は1000兆円、そのうち株、投資信託などに使われてるのは15%程度、米国は40%で比較すると大きな差があります。

僕はこれを利用しようと思いますが、そもそもNISA口座を作っている人が●●%、その内実際に投資を行っているのが●●%。

うーん、増えそうな気はしませんね。知らない人は知らない、知っててもやらない人はやらない。やる人はやっている。この比率自体に変化はない気がします。

マイナンバーのようにポイントゲット!みたいなことがないと中々動かない気がします。まあ今後の経過を見ていきたいですね。

noteのタイトル何にしようか悩み中です。とりあえず毎回つけてみてしっくりくるものがあればそれでいこうと思います。今回はメディカルのMとエコノミー、アベノミクスのパクリですね。

センス×

ありがとうございました。

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