愛と正義と自分
こんにちは
毎年、私の年始恒例行事は
愛読書を読む・心に響いた言葉や映画を観る
です。皆さんはなにか自分だけの恒例行事ありますか?
ここ最近『自分』とは『正しい』とは何だろう
なんて難しいことを考えてて
そんな中、記念すべき私の新年一発目に選ばれたのは
フランスの大文豪ヴィクトル・ユーゴーの
『Les Misérables(レ・ミゼラブル)』です🎞️
ミュージカル映画の代表作に入る傑作です。
名前だけなら知ってる人よ〜て人もいるはず
私は小さい頃に本で読んだのが入りです。
翻訳版では、『あぁ、無情』がタイトルになっています📕
(児童書の中に絶対あるよ!)
本作を簡単に説明するとナポレオンも敗れ、
フランス革命後の貧困差別が激しい中で、
人々は何を正義に生きるかという
フランス市民のお話です。
(簡潔に説明は難しすぎた💦)
個人的、死ぬまでに観てほしい映画ランキング
上位に入ります🎞️❣️気になる方は是非観てみてください‼︎
改めて観てみて思うのは
「正義と悪」なんてものは見る視点で変わってしまうもので
主人公ジャンバルジャンはいろんな人を助けて
良い人のように終わったけれど
法律が理不尽で生きる為にパンひとつ盗んだ罪で
19年も投獄されてしまったけれど
警部のジュベールは敵の様に描かれるけど(1番好き)
彼もまた自分の正義を貫き通した人物なのは変わらなくて
(自分が信じてきたものが正義だったのか
迷い自殺したシーンと敵の勇敢だった死んだ子供に
自分のバッチをあげるところも涙)
美しい自分の身を犠牲にしてまで
娘の為に頑張り続けたファンティーヌ
結局娘に会えずボロボロのまま死んでしまうし
(劇中歌:夢やぶれて が有名)
叶うことない恋を夢みて
最後までマリウスの側で戦い支え続けたエポニーヌ
彼の腕の中で微笑みながら死ぬシーンも
涙無しには観れない
(劇中歌:On my own が有名)
何せ胸熱な悲しい(?)映画です。
あれが実際起きていたんだなと思うと
とてもやり切れないしおかげで今の世界が作られたのかと
思うとなんとも言い表しにくい感情になります☹️
巷のSNSでもいろんな対立を見るけれど、
きっとどれもその人にとっては正しくて
それぞれエゴの押し付けなんだろうな なんて。
劇中に出てくる有名な「民衆の歌」の若者達は
なんであんなに自分の意志を最後まで貫けれたんだろう。
自分を強く持てたんだろう。
そもそも自分って何なんだろう。
世界の有名な哲学者達の1人、
「我思う、ゆえに我あり」なんてデカルトはいうし
「考えるということは、必ず何か考える対象があるはず。
ということは、何か対象がなければ考えることは出来ない。
そしてデカルトが言うように、
考えることが私の本質なのであれば、
対象がないときは何も考えられないのだから、
私は存在しない」なんてセールは言ってるし🤔
天才や秀才達が頭を悩ませる問題に
私なんかは簡単に答えなんて出せないの当たり前(笑)
でも正義と一緒で
自分がみる自分、家族からみる自分
友人からみる自分、恋人からみる自分、
仕事相手からみる自分
きっとそれぞれちょっと違うくて
でも、別に偽ってるわけでもなくて
それって全部自分であって
見られる数だけ自分がある
と思う。まぁ、これも有名な話ですね
元気がない時の自分は自分じゃないみたいって
思ったりもするけどそれも1つの自分。
上手く気楽に長く付き合っていきたい
初投稿(挨拶文は除く)がこんなに長く重くなって
いいのかなとも思ったけど自分らしくていいか🙂
今年も宜しくお願いします✌️
_________余談①_________
フランスの画家 : ドラクロワの中でも有名な作品
『民衆を導く自由の女神』
学生時代、美術の教科書に必ず載ってましたね
フランス革命を描いた作品と勘違いされがちですが
「7月革命」を描いた作品なんですよ🖼️
絵を見る度に、
「戦う者の歌が聴こえるか🎶」って
脳内で再生されます。
希望と光を目指す力強さを感じます
何度見ても惚れ惚れしてしまう、かっこいい
_________余談②_________
作者 ヴィクトル・ユーゴーは他に
「ノートルダム・ド・パリ」の作者でもあります🔔
ディズニー映画『ノートルダムの鐘』なら
聞いたことがあるかも?
それより伝えたいのは
彼は絵も描いてるんだぞ!って事です
知ってる人は少ないはず!、、、多分。
何枚か好きなものピックアップしようと思ったけど
キリがないので気になった人は
是非リンクから飛んでください🔗
ユーゴーの作品は静かで
冷たくて虚無感をどこか感じさせます
絵が似てるわけじゃなんですが、
エドワード・ゴーリーの絵本の絵にも
同じものを感じます。
_________余談③_________
(余談ってここまで続けていいもの!?)
7月革命が行われたパリには、
当時19歳のピアノの魔術師と呼ばれた
フランツ・リストがいました。
いまだに彼を超えるピアニストは
居ないといわれている人です🎹
その翌年にはショパンが来たはず。
(間違ってたらごめんなさい)
同じ世代の子達が戦って死んでった世の中を
彼らは何を感じ、見ていたのか
それが何か音楽に少しでも影響したのか
気になるなぁ。(自伝でも読み漁るか🥱)
因みにリストは演奏が上手いだけじゃなく、
イケメンだったらしく彼がピアノを弾いたら
気絶する女性が出たという伝説の持ち主。
(代表曲:ラ・カンパネラなど)
ちなみにが過ぎますが、
私も幼少期からピアノをしてて思うことがひとつ
リストがどうもイケすかない。
うん、好きじゃない。
わかってくれる人がいたらぜひ喋りましょう(笑)
7月革命が起きた1830年頃
日本は江戸時代
吉田松陰が生まれた年ですね。
この話もまたいつか
だいぶ長くなってしまった
思考と感情の整理がちょっとつけれて嬉しい。
文章上手くなりたいなぁ
最近はとても寒い🥶
皆さん風邪には気をつけて
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