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雑記/最近のこと


労働と私は相性がよくて、そもそもお金も他人もはたらくことも好きなので、そういう状況になるとぐいぐい労働ができてしまう。
まあでも自分の容量というものが、ぱかーんとなるほどやるのはよろしくなかった。
だっくだっくと注がれてくるはたらく!はたらく!の主電源を切る!みたいな、自分の指も他人の指も今回はなかったので、あたりまえのようにぱかーんとなって自動で止まりました。
なにはともあれ止まってよかったよかった。
今度からはすぐスイッチに触れるように、ポケットから手を出して出勤してます。
もうずいぶん春でした。


なるべく怖いところから離れる、を目標にこの二年ぐらい過ごしていると思う。
無職で、していたころは、どちらかというとぜんぶころす、が目標だった。
自分はきっともうここから動けないから。
正座したまま、自分をどんどんみじん切りにして終わろうとしていた。
でもそうでもなく、べりべり、と立ちあがってみると、歩けるし、休みながらなら、走れたりした。
正直、今も状況はそんなにいいほうじゃないのではというのはある。
しかし、もう私は、私を含む誰のことも憎まなくていいことを、わかった。
これからどうなるかはわかんないけど、一度わかった私になっていることは、ほんとうにやったー、という感じ。


なにはともあれじわじわかわる、をやりたい気持ちになっている。
いちばんは決めてないけど、にばんは転職。
27歳わりと健康。嫌いな食べ物と人見知りなし。農業から事務まで、だいたいのことはたのしくはたらけますし、どこにでも引っ越せます。
もしかしたら、かわる、ではなく、おぎなう、が欲しいのかもしれないとも思う。
みじん切りにしてきた部分が、いまはまだこぼれたままなので。
そこにぺたぺたなにかをくっつけて、なにかしらのかたちにしたいのかもしれない。
その結果、両膝から虹とかでる身体になったら、うずくまったときに泣きながら笑えて、よさそう。


今年はできなかったけれど、嘘をつくのと、ひとりじゃないお花見をしたかった。
どばどばはたらく、を、して、日々をごまかしたりしてしまうと、好きなひととかにもあえないし、いろんな気持ちのこともわからなくなるし、花も見れない。
ほんとうは、ひとりのお花見というのはした。
昼間、えらい人からのよくわからない電話を切って、すごく手が洗いたくなって、部屋を出た。
しかし、部屋から一歩踏み出すと、手を洗うことはどうでもよくなった。
そのまま階段を降りて、外に出て、駐車場をつっきると桜でいっぱいの公園が見えた。
近所の幼稚園の子たちが散歩にきているようで、にぎやかな声がしていた。
おおきなカラスが駐車場と公園の間のフェンスにとまっていた。
私がふらふらと近づいてもカラスは逃げなかった。そうか、と思って手をあげて挨拶した。
カラスは二、三歩右にずれてくれたので、私はそこからさらに二、三歩左にずれて、フェンスにもたれかかった。
しばらくそうしていた。
花びらを拾って帽子にいれている子の隣で、石で地面を傷つけている子がいたりした。
いまは晴れているけど、これから雨だなという天気で、風がつよかった。
子どもたちや先生に花びらがぶわーっとふりそそいでいた。
ずっと見てられるなと思った。
ひとりでよかったし、やっぱりひとりはいやなんだなとも思った。
そのうち、カラスは飛んでいって、風が吹いて、目に雨のかけらが入ってきた。
手を洗うんだった、と気づいて、私は部屋に戻った。
そういうお花見でした。

やれなかったことがあると次がたのしみになる。
来年の春はどうかな、どうだろうな。
その前にあしたはどうかな、どうだろうな。
でした。です。



20180414

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