絶!民生定食ひとつ下さい!
はぁ、本当はこの日記を書くよりもしたいことがある。
何ってそんなの『絶飯ロード』に決まっている。
知ってるだろうか?
濱津隆之さん演じる須田民生。彼は部下のケツを拭い県をまたいで頭を下げに行く通称 "中間管理職"だ。家に帰ると思春期の娘と当たり強めな嫁が待っている。母娘は"Tear Drops(ティアドロ)"のヲタクをしており、週末になると泊まり込みでヲタ活に精力を捧ぐ。
母娘に相手にされない民生には1つだけ趣味がある。
『絶飯』
だ。
………………絶飯とは………………
民生は絶飯を巡る1泊2日の旅に出るのだ。
ちなみにこの旅にはルールがある。
このドラマ、情報量は限りなく少ない。
故に安心して見られる。
この作品を1話見終わった時に脳内に残るものって良くも悪くもすごく少ない。夢の中で貞子に追いかけられる心配も、留年確定し絶望もしないで済むんだ。クリーーーーーーン
だがクセになる。
何故か 次のエピソード ボタンを押してまう。
『なんなんだよ!もう寝たいんだよ!こっちは!』
と内心思いながらも再生し、寝落ちし、巻き戻し、を繰り返す日々。
なのに、なのに、ついに夢に出てきた。
___________誰なの?いやいや、誰なの?
起きて整理をして、やっと分かった。
この人のせいだ
私は民生が飯を食らうシーンを見るために、美のシンデレラタイムを毎晩逃していたんだ。
悔しい、、、
この事実を知ってからは早かった。
中でも私が好きな 民生×(カケル) は、揚げ物だ。
とんかつ一(はじめ)で物凄い量の揚げ物を食べる民生。
揚げ物で口内を傷つけていく度胸が無さそうな咀嚼の仕方、顎力が弱そうな咀嚼の仕方、食事量のリアルさ。これが堪らなくくすぐられる。想像するより絶対に見た方が早い。
グルメドラマといえば、孤独のグルメ、深夜食堂、ワカコ酒、様々あるが、食事の仕方1つに沼ってしまうのははじめてだ。
私の中でグルメドラマは、恋愛ドラマよりサスペンスドラマより、主演が重要だ。もはや賭けだ。だって濱津さんの歯並びが良くても、髭が生えていなくても、髪の量が多くても、顎の力が強くても、きっとこの作品は成立していないから。だからどうか海外でオマージュ作品が出来たとしても、主演は濱津さんにして下さい。
単純で、深い、グルドラ、、、。
もう止められない、、、。
『民生』×『絶やきそば』
『民生』×『絶ラーメン』
『民生』×『絶とんかつ』
を見に今日も私はNetflixという名の暖簾をくぐり、絶飯ロードという名の食券のボタンを押す。
……………民生さん……𝒂𝒇𝒕𝒆𝒓 ……どうですか?
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