見出し画像

ベリーダンス BDWC2020コンペ終えて


なかのゼロ小ホールで行われたBDWCのコンペが終わりました。
最近 生徒さんもおらずコロナの影響でレストランショーもなかったので
エントリー枠は セミプロにしました。

エントリーは数曲でも構わないのですが
私はあまり器用ではないので
オリエンタル1曲集中にしました。

結果は セミプロオリエンタル部門 1位で
他にトップの最優秀個人賞をいただきました。

私は芸術のコンペはあまり好きではありません。
芸術に一位も二位もないと思うからです。

でも前に書いたように
今年、コンペに出ると決めてからは
本当に多く練習しました。

私は去年の8月に右肩の骨にヒビを入れて
所謂骨折していまいました。
3週間程度は右腕は吊っている状態。

そして その後は筋肉がすっかりなくなってしまい
振り子運動は毎朝毎晩、少しずつのストレッチ。
骨折後2か月で ようやく腕が上にあがる程度でした。

骨折後2か月後でプールで歩きながら
腕のストレッチや肩を広げる運動。
終わってからは筋肉が痛く、そして鶏肉や羊肉を食べました。

筋肉痛は毎日毎晩あり
痛みに耐えかねて、マッサージャーを用意し
寝ながらマッサージャーのお世話になりました。
あの頃は 赤ワインがないと眠れないほど
肩や腕、背中が痛かったです。

そんなこんな骨折半年後は少しずつ踊れるようになり
といっても 踊るときに痛みは勿論ありました。
激痛とまではいかなくても 顔をしかめるくらいの
痛みがありました。

コンペに出るか出ないか なかなか決められなかったのですが
5月の連休が終わり 6月にはコロナ騒動も少しは収まり
もしかしたら来年は出られないかもしれないし
また何があるかわからないから。。。という思いで
結局出ることに決めました。

出ると決めたら一生懸命練習する。
夏はプールに通い 筋肉をつけました。

きちんとスタジオを借りて
仕事終えて週4回くらい、毎週土日は必ず、コンペの前日も必ず。

自分のダンスのビデオも毎回撮影し
自分で反省し確認しました。

ビデオ撮りのときは鏡は見ません。
鏡を見ないで踊るのが本番なので
どれくらい伸びているかとか
どれくらいポーズが決まっているかとかは
自分の筋肉で自分の脳にたたきこむしかありません。

そして 本番前日は早く寝る。
当日は早く起きる。
お風呂に入りシャンプーする。
顔をマッサージして 瞑想もします。

会場に着いたらもう勝つとか負けるとか
全く考えませんでした。
会場についたら、筋トレストレッチは必ずします。

ステージの袖で出番を待つときは瞑想。
そして自分のパッションを意識づける。。。
一生懸命練習したからもうあとは何も考えない。。。
って感じでした。

ステージに出て
曲がなったらもう一発勝負なので
それは楽しむしかありませんでした。

今回、いろいろ学ぶうちに
ベリーダンスの衣装の選び方も大切だということがわかりました。
これから コンペ出る方は参考にしていただけばと思います。

メジャンセは派手なものが良い

バラディーはセパレートタイプは着ない
サイーディとバラディドレスは袖の部分等違う。
サイーディの時にバラディドレスは着ない

などなど。

日本とは違う文化なので
衣装まではよくわからなかったので
今まで知らなくて恥ずかしかったなあと思います 笑

今まではバラディのときもセパレートタイプを着ていました。
次回から気を付けます。

あとは
なるべく 他人と違う曲を選ぶ
自分の得意な振付を多く入れる
ステージは大きく使う
座ったり伸びたり 縦横を魅せる

勿論審査員の好みもあるので
絶対コレなら勝つというのはわかりません。


勝ってやる!とか負けたくない!というのは
表情やダンスに現れます。

そもそもなんのために踊るのか
基本的意識が大事だと思っています。


基本的意識は自分の内面から引き出すことが大事で
人それぞれ 思いは違います。

ベリーダンス それはオリエンタルダンス。
発祥はエジプトなので
基本的なベリーダンスをよく学んだ人が
よりよいパフォーマンスができると思います。

最終的にはパッションじゃないでしょうか。
同じ振付 同じ衣装 とすべて同じものがそろっていても

人の心を打つ ダンサーの意識とパッション。
それが大事だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?