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2020年の日記集:ひとやすみは、難しい?

【11月18日】

そういえば、もう2か月ほど読書をしていない。
まともに飲食店主をしていたというか、ありがたいことにお店がいそがしく、読む時間をとれなかった。

夏の間に沢山読書をしたからか 「読みたい!」という気持ちも強くは湧いてこない。そういうときが、あってもいい。

全部バランスが取れるようにできているんじゃないか、そんな風に感じる。

手持ち無沙汰、忙しい。
楽しい、つまらない。
哀しい、嬉しい。

「こんなにヒマしてちゃいけない」
そうやって無理くり忙しくするよりも、 ヒマを味わう。それでいいんじゃないか。ほっといても、そのうち余裕がなくなるだろう。

「自分でどうにかできること」と「自分にはどうしようもないこと」 を切り分けて考えることが大事だと思う。どうしようもないことに、心を揺さぶられずに生きていけたら。まあ、とっても難しいんだけれども...。

...

「ああ、そろそろ月次の掃除をしないとな」
「来週のアレ、もう手を付けてしまおうか」

手が空くと、つい次のやるべきことを考えてしまう。
でも今日は決めたのだ。やらない。

久しぶりにゆっくりと客席に座って、noteを書いて、本を読んで。
そういう日にする。今日の自分はいつも、明日の自分を助けようとする。
たまには、明日の自分に甘えてもいい。

効率よくして、時間が浮いて。
浮いた時間を、また埋めて。

人類はいったい、いつになったら、浮いた時間を浮かしたままにできるのか。ひとやすみって、無意識には取れない人もいる。
kenohiは、そんな人たちの助けになれたらいいな。

※この記事は、過去にメンバーシップ内の掲示板に投稿していたものを再編集したものです。暫くは (ほぼ)毎日投稿します。

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