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喫茶食堂kenohiのホームページを、お客さんと一緒に作りました。

こんにちは。
東京の武蔵小山で小さな喫茶食堂 kenohi を一人で営んでいるひかると申します。

2019年4月10日にOPENしてから少し時間がかかりましたが...
ついに、kenohiのホームページができました。

これは、僕が一人で作ったのではなく、お声がけいただいたお客さんと一緒に(というより僕はまったく手を動かしてない...)作りました。

みなさんがプライドをもった「仕事人」であるだけでなく、
物腰の柔らかさというか、人柄の良さを併せ持っていて、
一緒に考えたり打合せしたりするのがとても楽しかったです。

その出会いやプロセスを、今回は書きたいと思います。

1. はじまり - お客さんの金本さん - 

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3回ほど、kenohiでアイスコーヒーを飲みながらPCでお仕事されていた金本さん。

会計時に何度か軽い雑談をしたことはありました。
とある日、「ここがすごく好きです。よかったら今度お食事でも行きませんか?」と誘っていただきました。

そんな風にお声がけいただいたのはお店を開いてから初めてのことで、
とてもうれしかったことを覚えています。

お酒を飲みながら話してみると、出身が同じ大阪だったり、もともとweb広告の業界で仕事をしていたことも同じだったり。
今はkenohiの近所に奥さんとお子さんとで住んでいること。
2018年に小さな会社を立ち上げて、WEBサイト制作やWeb広告関連の仕事をしていること。

色々話しながら楽しく飲んでいた2件目で、僕が
「そういえば、ドメイン(kenohi.jp)だけとっていて、毎月無駄遣いしてます。笑」

と何かの話の流れでこぼしたときに金本さんが、
「うちに作らせてもらえないですか?」と仰ってくださったのです...。

2. ブランドテーマ、ホームページの役割について提案いただく - デザイナーの大石さん -

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飲みの場での話でしたが、打合せ日やデザイナーの方のご紹介日など着々と決まっていき、「本当に作っていただけるんだ...!」と内心びっくりしました。

お話をする中で、当時僕がモヤモヤしていたことまで一緒に考えていただけることに。

・kenohiって一言でいうとなんなの?
・kenohiが提供している価値とは?

もちろん、立ち上げ前に答えをだしてはいましたが、運営する中で、訪れるお客さんの使い方を見ながら、ちょっと変わってきているなと思っていました。

結局、ホームページは表層というか、表現の手段/媒体でしかないので、内側が固まらないと作れないなあと。(特に、aboutの部分)

大石さんは、そういったブランドコンセプトやインナーミッション(運営者である僕の使命)も含めて、kenohiのホームページデザインを考えてくださいました。

お勤めの企業でデザイン業務をしながら、
co-baというシェアオフィス(金本さんも利用している)を利用して個人でお仕事もされている方です。

そして、7月末ごろに3人で初めての正式な打合せ(kenohiにご来店いただいて、お話したことはありました)の際に、提案いただいた資料がこちら。(抜粋)

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正直、提案の場というより、一緒に話しながら考えると思っていたので、
整理された資料をもとに「提案」していただいたことに驚きました...。

「この人たちガチだ!!!」と心の中で思いました。
嬉しかった。

kenohiの制作のように、コンセプトをいちから考えるようなことが楽しかったそうで、(固まった仕様や要望を言われて、「形にするのだけよろしく」というのは確かにちょっとつまらないかも)

やりたいことが一致しているというのはとても大事だと思いました。

よかったです。
頼みたいことが、相手のやりたいことで。

金銭や損得だけの関係は僕はとても苦手です。

3. 言葉を練り直し、デザインを改良する日々

いただいた提案資料に対して、
slack(前職で使っていたので懐かしい)でやりとりしながら

・表現する言葉やフォント
・ページのデザイン(コンテンツ、使う写真やイラスト、そのサイズ、配置など)

についてブラッシュアップしていきました。
何度も何度も修正案を作っていただきました。

色々ワガママ言いましたし、本業もある中で、
サクサクと進めてくださって本当にありがたかったです...。

4. いよいよ制作へ - エンジニアの松永さん - 

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サイト制作は、松永さんがお一人で行ってくださいました。

大石さんも松永さんも、金本さんのご友人で、金本さんさまさま(日本語おかしい?笑)です...。

松永さんも、わざわざ一度kenohiに来てくださって、
直接お会いしてお話できてうれしかったです。

単なるサイト制作(スマホ版/PC版)だけでなく、SSL化(http→https)から、アクセス解析ツール導入までやってくださいました。

「ここの改行が気になる」だとか
「カレンダーのサイズをこうしたい」だとか
色々細かい部分も早急かつ丁寧に調整いただいて非常にうれしかったです...。

5. おわりに

金本さん、大石さん、松永さんのご尽力のおかげで、
12月9日、ついにリリースすることができました。

(個人的にはPC表示時にタブの部分にkenohiのアイコン画像が表示されるところに感動しました!細やかさよ...)

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リリースは終わりでなく始まりなので、
どんどん活用していこうと思います。

また、今回のような形で、縦ではなく"横のつながり"で一緒に何かを作る、企画する、実行するといったことは今後もやっていきたいなと思います。
いい人の集まる、いい場を作っていきたいし、それができる人になりたいな。

最後に、制作してくださったお三方のご紹介をします。

ぜひご覧ください。

※ちなみに、金本さんは僕の兄と大学の学部とサークルが同じ同級生ということが、のちのち発覚しました。笑
僕も兄も金本さんも驚愕しました。。世間って狭い...。

プロフィール紹介:金本さん

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Masayuki Kanemoto

1989年 大阪生まれ。高校卒業後、2008年に関西学院大学へ進学し、社会学を専攻。

2009年からカナダへ留学し、異文化と英語に触れ合う。帰国後は学生団体の立ち上げに携わりながら、イベントプロデューサーとして同世代の異業種交流会を催す。同大学卒業後はクリエイター人材のプロデュース会社にて、紹介業のアシスタントを経て、WEBディレクターアシスタント→ディレクター→プロデューサー。

2016年、沖縄発ITベンチャーに参画し、WEBディレクターとして大手たばこメーカーのCRM事業の支援活動に携わりながら、東京拠点の立ち上げを経験。

2018年、WEB / システム開発会社を起業し、プロデューサー・PMとして稼働しながら、広告プロデューサーとしてITセキュリティ・IR誘致プロジェクトに参画。
ポスト2020に地方の在り方を模索するため、沖縄に移住計画中。
趣味はテニス、コーヒー、映画鑑賞(洋画)、最近サウナ。

プロフィール紹介:大石さん

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大石 慎平

静岡県掛川市出身。名古屋学芸大学メディア造形学部卒。

小売業種などを経て、2012年、都内のデザイン制作会社に入社。
グラフィック/エディトリアルデザインに従事した後、2016年、都内の老舗メーカーへインハウスデザイナーとして転職。印刷媒体だけでなくWebデザインも経験後、国内外の自社サイト立ち上げに関わりそのまま管理者としてディレクターに。自社のWeb業務全般を視野に、企画から実制作まで行うディレクター兼デザイナーとして就業中。

2018年からは複業でフリーランスをスタート。Web、紙媒体、CIなどの受託制作を行う。顧客とのコミュニケーションを得意としており、ディレクションができるデザイナーとしてフットワーク軽く活動中。今後は、都内だけでなく地方の中小企業、老舗企業のサポートができるように展開していく予定。

また、一般社団 日本ディレクション協会の運営メンバーとしてセミナー・交流会の企画や登壇講演なども行う。

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https://www.facebook.com/o.shinpei0724

▼Twitter

プロフィール紹介:松永さん

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松永 陵太

神奈川県横浜市出身。専修大学ネットワーク情報学部卒。
飲食店勤務を経て、都内の老舗アプリ・WEB開発会社に入社。
現在は、某大手ファーストフード店や全国チェーンの大手スーパー、その他多数のアプリ・WEB開発に従事。
趣味はNBA観戦、映像制作、銭湯巡り。よく行く銭湯は駒の湯。

kenohiという小さな喫茶食堂を運営する中で思うことや考えていることを書きます。もし、万が一、応援したいと思ってもらえましたら、サポートいただけると嬉しいです。