直江津の街を少しだけ歩いた。大雨だった。 直江津は日本海に面する新潟県西部の街である。かつては直江津市という自治体が存在していたが、今は高田市と合併して上越市となっている。市の中心は高田だが、直江津は過去から現在に至るまで交通の要衝として重要な場所である。かつては越後国の国府が置かれていた。 新幹線ができる前の北陸本線（現えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道）は特急列車の宝庫だった。当時の直江津駅は北陸、新潟、長野、東京方面へと行き交う列車の経由地点で
新幹線を見てきた。大宮駅で。 どこに行くわけでもなく、入場券を買って、ただホームに立っていた。 人が多い。 ホームでは個人個人が思いのままに動いている。 個人という同一性がばらばらに存在しているように見えるが、何か互いに影響して個人をつくっているように感じる。 避けたり譲ったりしている、流動的な人の動きは、どこかそう感じさせる。 人々はどこへ行くのだろう。 スーツケースを持った人。赤ちゃんを抱く人。カメラを構える人。 皆どこかに向かうためにここにいる。 どこにも行かず、た
やばい。マジでやばい。大学の課題が終わらない。 今日は月曜日。今週の木曜日までにレポート4つと試験の答案下書きを2つ書き上げなければならない。どれも手を付けていない。まずい。そもそもこの課題は遅くても2週間前には課されていたものだ。要するに今まで後回しにして、溜めてきたツケが回ってきたのである。 私は毎回こうなる。課題を後回しにして、結局は提出日ギリギリになって後悔する。そして、その時いつも「次は余裕をもって取り組もう」と決意する。しかし、次も同じように後悔する。
